「三身一体の剣か!」-居候をしている安田屋への帰途、三人の刺客に囲まれ、窮地に陥った橘円十郎だったが…。黒岩藩の国許で城代家老を暗殺した浦沢一刀流の郷士たちが、続いて江戸家老を亡き者にすべく出府。それを阻止しようと先手組頭の金重が、かつて共に闘った円十郎に助力を頼んできた。円十郎は、牢人仲間である馬淵と宇佐見に声をかけ、共にその依頼を受けることにしたのだが。文庫書き下ろし。
もし“時間”がなかったら…。授業がいつはじまるのか、電車がいつ来るのかもわかりません。私たちのくらしのなかで時間や暦はどのようにつくられてきたのでしょうか。1巻では、目に見えない“時間”のふしぎにせまります。
海外から見ると何か複雑で独特に見える日本のしきたりを、英語でうまく相手に伝えるにはどう表現したらいいのか?-興味深く、面白く日本のしきたりについて、その歴史的・文化的背景についての理解も深めながら、そのわかりやすい英語表現がマスターできるユニークな事典。具体的でわかりやすい歴史的・文化的背景解説。経験豊かな英国人翻訳家による明快な英語表現。読みやすいよう英語表現は日本語解説後に配置。
時間とは何か、なぜ未来に進むのか!時間の謎がゼロからわかる!!
太陽を理解することは、宇宙を、そして地球とその生命の歴史理解に欠かせない。科学、歴史、哲学、考古学、宗教学を総動員して、BBCの科学ジャーナリストが太陽を語る。古代の太陽崇拝から、日食や黒点の観測、太陽風がもたらす通信障害まで、神話・民俗学・天文学を通して巨大な太陽の存在と人びとの関わりに迫る。
近世最大の城郭江戸城。家康から家光までの築城に、土地造成、石垣、土塁、水堀や惣構など、土木工事(天下普請)の側面から迫る。技術的推移や工事体制の変化、城下町の整備、災害を通して再建される姿も描き出す。
日本橋に店を構える榛沢屋の羽左衛門とお多代は近所でも評判の鴛鴦夫婦。笑顔で客に愛想を振りまくが、羽左衛門は妻への暗い情念を抱えていた。ある日、妻を待ち伏せる羽左衛門の目前で惨劇が起きる。折しも江戸には、若い娘の夜鷹が現れるようになり…。新米同心・凜之助が絡み合った事件の真相と背後で暗躍する裏組織を追う!