現代マヤに伝わる聖なる暦。深遠なメッセージと智恵が、ここには秘められているー壮大な人間進化の道しるべー。
お江戸八百八町に、淫らな噂が乱れ飛んでいた。市中に比丘尼御殿なるものがあり、主の尼御前が家来に見目よい男を攫ってこさせ、精を吸い尽くしたあげくに捨てさせる、というのだ。だが、いかに調べても、尼御前の正体も屋敷も判然としないのである。大岡越前守を悩ます怪事究明に乗り出した、もと歌舞伎役者の文七は、事件の背後にただならぬものを直感した…。
2012年12月23日、地球は「フォトン・ベルト」に突入する。その時起こる大変革。地球は?そして人類は?決して避けることができない、衝撃の事実を公開。
「おや、妙なものが流れてくるぜ」夜釣りとしゃれこんだ文七が引き揚げた古つづら。ボロの底から現れたのは、凄惨な娘の絞殺体であった。しかも娘は、人気浮世絵師が描いた「艶色三幅対」の一人ではないか。次いで、残る二人の小町娘も何者かの毒牙に…。江戸市中を騒がせた連続殺人は、なんとご政道に関わる大事件と結びついていく。もと歌舞伎役者の色男、文七の名推理。巨星・横溝正史、幻のシリーズ甦る。
バラ好きな人の年齢の幅は広く、また花の中でも人気があるのですが、いざ自分で栽培となると、庭があってもむずかしいと後込みする人が多いのはとても残念なことです。1本の木で広い土地とぜいたくな条件が必要なのは致し方なしとして、もっと手をかけないで楽しみながらつくれるようにと図解を中心にしたバラづくりを昭和56年に発刊し、平成16年に栽培法や農薬、バラの品種などを改めて再版することになりました。これからバラを手がける方や、今のバラづくりを一歩進めていこうとする方々に、本書がお役に立てば幸いと考えています。さらに気候の異なった各地のバラづくりに役立つように、地域別の手入れ法を加えました。
最愛の夫の入院と死。96才の気丈な母との同居。原稿執筆。講演旅行。賞の選考。対談。そして、多忙な一日一日の食卓の風景。昭和が生んだ最後の文人田辺聖子が人生の激動期のリアルを、ユーモラスで美しい田辺ことばで書き付けた日記文学の宝もの。
あなたもこれで平成の大文豪!?クイズ感覚で楽しんだあとは、机の中で辞書代わり。分野別漢字読み方便利帖。
海外旅行から、長期滞在の人にまで使える生活基本単語約5000語を収録。スペインだけでなく、ラテン諸国の生活にも役立つ。ローマ字で日本語も並記しているので、スペイン人にも日本語が学べる。ワンポイント・アドバイスでは、スペインの歴史や文化なども紹介。
日ごと、星はめぐり、月は満ち欠けをくり返します。天文学は、空を眺めてその変化を季節の移り変わりと結びつけることから始まり、私たちの生活と密接にかかわりあいながら発展してきました。本書では、天文学のむずかしい話は横に置き、その周辺の身近な話題を取り上げ、やさしくていねいに解説します。星座たちは日ごと月ごとどのように変化していくのか、月がどれほどわれわれの生活とかかわってきたか、暦はどのように成り立って、時や季節を表してきたのか、…などなど、わかりやすく楽しい話題が満載です。
天体の運行を映して私たちの暮らしを照らすカレンダーを座右に豊かな“ムーン・ライフ”を創造するー月ごよみルネサンス。
安曇野在住の木彫家にしてシンガー・ソングライターでもある彼の13年ぶりのニュー・アルバム。3月にインディーズから発売され話題になった「安曇野」など、数々の名曲を揃えた全12曲だ。
本書は、金沢城の創建(一五八〇年)から廃絶(一八六九年)にいたる約三〇〇年の歴史を中心に、城創建以前に置かれた金沢御堂から、金沢城公園として整備された現代までの四五〇年の歴史を八つの時期に区分し、城の変遷と城内を舞台に起きたできごとを紹介するものです。
旧暦と新暦の違いという基礎知識をふまえながら、二十四節気と七十二候、十干と十二支、十二直と二十八宿、六曜と九星、雑節と五節句、さらに地方暦やアジア・ヨーロッパの暦をくわしく解説。月と太陽、時刻制度と潮汐現象などの天文学的知識や貴重図版も多数収録した、古今東西の暦のすべてがわかる本。五年分の詳しいカレンダー「新暦・旧暦対照表」付き。