良寛上人(一月六日)、新井白石(五月十九日)、毛利元就(六月十四日)など、学者、文人から武士に至るまで、日本史にその名を残す人物の逸話を一年三六五日、それぞれの命日にあたる日に寄せて、学識豊かに達意の筆で記した歴史随想。
平安末の源義経、静御前らに始まり、近世を中心に各々の忌辰にあたる日に選ばれた三百五十余名。豊臣秀吉(八月十八日)、伊藤博文(十月二十六日)ら歴史を動かした人物から、非業の死を遂げた白虎隊諸士(八月二十三日)に至るまで、若き日の碩学が才智を駆使して綴った人物随想。
本書は、海上保安庁から刊行されている「平成6年天測暦」のうちから航海科の海技国家試験受験者のために、特に必要な部分を抜粋したものであり、実際の天文航法用のものではなく、練習用のものです。これまでと同様の趣旨で、海上保安庁水路部のご承認をいただき編集しました。
御触書宝暦集成は、寛保集成に次で徳川幕府の評定所が編集せる第2回の御触書集で、寛保4年より宝暦10年に至る17年間の御触書、凡そ2千余通を65部33巻に分収したものである。
北アルプス燕岳で男が殺された。遺留品のなかに、なぜか十一年前、北海道旭川市で謎の死をとげた女性の事故を報じた新聞の切り抜きがあった。道原伝吉刑事の捜査では、男の殺害時刻に、彼の妻、関係が冷えかけていた恋人、飲み屋で親しくなった男には、それぞれアリバイがなかった。そして彼には鹿島槍ヶ岳で遭難死した山仲間がいた。純白の山に犯罪の軌跡を追う長編山岳ミステリー。
文化十年六月、二隻の擬装船が長崎に入港…。遠山景晋・金四郎、最大の危機!堂々、完結。
クロッカスや水仙の球根が芽を出し、小鳥たちのさえずりが聞こえ始める三月から、美しい自然を満喫できるしのぎやすい八月まで、イギリス人の折おりの生活感をカラーイラストをまじえて綴る。カラー版。
青柳志解樹の人と俳句!自然に分け入り、自然と対話することにより、自在な俳境を確立した俳人・青柳志解樹の俳句の魅力を、その愛弟子たちが分析、鑑賞した「山暦」好評連載シリーズ、待望の出版化。
天気のなぜ?なに?がわかる!春夏秋冬の美しい写真とともに、人気の気象予報士がズバリ解説!各地、各月の晴れ、雨の回数がわかる気象データを一挙掲載。
新しい暦が,地球と人類を救う。古代マヤ人がもっていたとされる『時間の宇宙論』が現代に甦った。新しい暦として、静かなブームとなっている『13の月の暦』の全貌と魅力を、実際の使い方を含めて徹底解説。