2005年に全国クラブ・ツアーを行なったフィメール・ラッパー、姫のサード・アルバムだ。「姫始2006」や「Be A Lady」には読経に通低するトランス感覚がみられて面白い。「いろはうた」をはじめとする“和”の語呂遊びや出身地の「八王子祭」などウケる。
「以心伝心」「大黒柱」で演歌の真髄を披露した山田太郎のシングル「夫婦咲き」は、嫁ぐ娘の幸せを願い、今後の人生を夫婦2人で強く生きていく究極の夫婦愛をテーマにした楽曲。
主演した映画の主題歌からシングル曲、童謡からポピュラー・スタンダード曲、さらに彼女のピアノ演奏、歌と朗読によるイメージ・ドラマ……吉永小百合ヒストリー・ボックスといった構成の6枚組。実に素直な歌声は童謡などを歌うとぴったりくる。60年代という時代の青春映画のスターだった彼女には、この時代のイメージと一体化している。サユリストの愛蔵盤になるんだろうなー。
「ミニパトはやはりトゥデイ」の4クールに及ぶTVシリーズ終了記念といった感の企画物。各キャラがHPを持ったらどうなるかという事を音だけでやってしまうというシリーズは5枚。サブキャラ編は千恵・沙織・瀬名の3人で1枚。葵双葉(松本梨香)は少し作りすぎでアニメの時の爽やかさに欠ける。全体的に低調な仕上がりで素材を生かせずに残念。来秋上映に向けての劇場版制作も決定,ファンの楽しみがまだまだ続く。