一見バラバラに見えるデータでもグラフにすれば特徴が浮かび上がる。身長やテストの点数は真ん中が一番多い釣鐘型のカーブ(正規分布)に、地震の頻度やウェブの被リンク数は右肩下がりの曲線(べき乗分布)になる。そして体重や町村の人口は、釣鐘型だが左側が縮み右側が伸びたカーブになる(対数正規分布)。なぜ世界のほとんどの物事はこの3種類になるのか。仕組みを説明し、データに潜む真理から何が読み取れるかを明かす。
地球の面積の7割以上を占める海。大航海時代以来、その覇権をめぐって、多くの国々が鎬を削ってきた。スペイン、オランダ、イギリス、二度の大戦を経て頂点に君臨するアメリカ。そして国際ルールへ挑戦する中国…。本書は、航路や資源、国際的な法制度など多様な論点から、400年に及ぶ海をめぐる激動の歴史を描き出す。各国の思惑が交錯し、形作られてきた海洋秩序を前にして、海に囲まれた日本はどう向き合うべきか。
1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。カナダ、オーストラリアなど16ヵ国の元首でもある。W・チャーチルら十数人の首相が仕え「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評される彼女は、決して“お飾り”ではない。70年近い在位の中で政治に関与し、また数多くの事件に遭遇。20世紀末、その振る舞いは強い批判も受けた。本書はイギリス現代史をたどりながら、幾多の試練を乗り越えた女王の人生を描く。
正しい予防法とは何か。感染拡大のメカニズムと遮断の方法をわかりやすく解説。新型コロナウイルスの新章を加えた増補版。
アジアとヨーロッパをつなぐ首都コンスタンティノープルを中心に、千年以上にわたる歴史を刻んだビザンツ帝国。ローマ帝国の継承国家として地中海に覇を唱えた4世紀頃から、イスラム勢力や十字軍に翻弄される時期を経て、近代の到来目前の1453年に力尽きた。賢帝や愚帝がめまぐるしく登場し、過酷な政争や熾烈な外交および戦争を展開する一方、多様な文化が花開いた。波瀾万丈の軌跡をたどり、この帝国の内実を描き出す。
デジタル技術の進化は、新興国・途上国の姿を劇的に変えつつある。中国、インド、東南アジアやアフリカ諸国は、今や最先端技術の「実験場」と化し、決済サービスやWeChatなどのスーパーアプリでは先進国を凌駕する。一方、雇用の悪化や、中国が輸出する監視システムによる国家の取り締まり強化など、負の側面も懸念される。技術が増幅する新興国の「可能性とリスク」は世界に何をもたらすか。日本がとるべき戦略とは。
ロヒンギャは、ミャンマー西部に住むイスラーム系民族のひとつだ。軍事政権下、国籍が与えられないなど長く差別されてきた。2017年の国軍による掃討作戦以降、大量の難民が発生し、現在100万人が隣国のキャンプで暮らす。民主化運動の指導者アウンサンスーチーはなぜ「虐殺」を否定するのか。本書は、複雑な歴史的背景やミャンマーをめぐる国内・国際政治を通し、アジア最大の人道・人権問題の全貌を示す。
ゴミ屋敷の話題が上がるたび、「なぜ」と思う人も多いのではないだろうか。山積みのゴミの片付けだけでなく、虫がわく箇所に手を突っ込み、人の便や尿さえも処理しなければならない過酷な現場。著者は、整理清掃業者の一員として働き、壮絶な状況をリアルな筆致で綴った。体験したからこそ見えてくる住人の特徴を記し、治療に向けた動きについても言及する。「なぜ」の気持ちを解消したい人から、今現在ゴミ部屋化するかもしれない親族や知人を持つ人まで、広く役立つ1冊。
アニメ大国の軌跡。
キャバクラやアダルトビデオなど、夜に深く迷い込んで生きていた頃、闇に落ちきることなく、この世界に繋ぎ止めてくれたものがあったとしたらそれは、付箋を貼った本に刻まれた言葉だったー。母親が読んでくれた絵本の記憶から始まり、多感な中高生の頃に出会った本、大学生からオトナになる頃に手に取った本など、自らを形作った20冊について綴る読書エッセイ。
国家の政策決定のために、情報分析や防諜活動を行うインテリジェンス。公安や外交、防衛を担う「国家の知性」である。戦後日本では、軍情報部の復活構想が潰えたのち、冷戦期に警察と内閣調査室を軸に再興。公安調査庁や自衛隊・外務省の情報機関と、共産主義陣営に相対した。冷戦後はより強力な組織を目指し、NSC(国家安全保障会議)創設に至る。CIA事案やソ連スパイ事件など豊富な事例を交え、戦後75年の秘史を描く。
作家の好奇心を刺激した128冊!
賢狼ホロと湯屋の主人になったロレンスの、旅の続きの物語がついに登場!ホロとロレンスが温泉地ニョッヒラに湯屋『狼と香辛料亭』を開いてから十数年。二人はスヴェルネルで開催される祭りの手伝いのため、山を降りることになる。だがロレンスにはもう一つ目的があった。それは、ニョッヒラの近くにできるという新しい温泉街の情報を得ることでー?電撃文庫MAGAZINEに掲載され好評を博した短編『旅の余白』『黄金色の記憶』『羊皮紙と悪戯書き』に加え、書き下ろし中編『狼と泥まみれの送り狼』を収録。ホロとロレンスの“幸せであり続ける”物語を、ぜひその目でお確かめください。
倭の五王とは、中国史書『宋書』倭国伝に記された讃・珍・済・興・武を言う。邪馬台国による交信が途絶えてから150年を経て、5世紀に中国へ使者を派遣した王たちである。当時、朝鮮半島では高句麗・百済・新羅が争い、倭もその渦中にあった。本書は、中国への“接近”の意図や状況、倭国内の不安定な王権や文化レベル、『古事記』『日本書紀』における天皇との関係などを中国史書から解読。5世紀の倭や東アジアの実態を描く。
【特別付録】
・ハローキティ×バイラ×ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロ監修 高級豚毛使用ミラクルブラシ
こだわりすぎてごめんなさい! この毛質、この弾力、このサイズ感とこの柄だからかなう、美の新境地。誰でも簡単にツヤ髪と小顔が手に入る自信作が誕生しました!
・Book in Book 美ツヤ髪・小顔・頭皮ケア攻略BOOK(16P)
美人度が日に日にアップするミラクルブラシの基本の使い方と応用編、毎日の小顔マッサージのやり方を徹底ガイド。小田切ヒロが愛用する頭皮ケア&美髪コスメまで、たっぷりお届け。
※増刊コンパクト版にはこれらの付録はつきません
30代の日常を素敵に彩る秋の新作
毎日を憧れブランドの1tバッグとともに
【ファッション大特集】
涼しくて楽ちんなまま今っぽい洒落感が出せるから
お盆過ぎたら 秋めきTと秋スニーカーでマンネリコーデがよみがえる!
[スニーカー編]
Part 1 履いてるだけで'おしゃれ'ってことになる秋スニーカー
Part 2 シーン別、秋イチスニーカー最旬着こなし&カタログ
Part 3 大人スニーカー'間違いなしの一足'最新まとめ
Part 4 私たちが「ハイテク山」を登れないワケ
[Tシャツ編]
Part 1 お盆過ぎたら「黒Tシャツ」に頼りきり!
Part 2 同世代スタイリストの「新色はベイクドカラーTで取り入れます」
Part 3 「白Tシャツ」気分転換アイデア集
バイラを一緒に作りませんか?BAILAサポーター大募集!!
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夏から秋のスイッチシーズンはコスパ重視で!
4桁プライスの旬アイテムはECで調達!の1カ月着回し
おしゃれプロ19人が流行を徹底リサーチ
チームBAILAの秋冬トレンド先取り予想!
BAILA婚活研究[ファッション編]
…20代から止まっていませんか?
そのモテ服神話、今すぐ更新!
辻 直子 今、何が好き? 旬を自分らしく着る方法
04 「'カチッ'としたバッグ」
45周年おめでとう。その可愛さは色あせない
ずっと大好き、ハローキティ
【BAILA×Jの鼓動】 vol.33
増田貴久〈NEWS〉 プロフェッショナル(6P)
その瞳に映るもの
林 遣都(4P)
【転ばぬ先の30歳美容®】
Part1 'これさえ買えば今どき顔'な、あのブランドのアレ!
秋新色売り切れ予測Hitコスメ
Part 2 代謝の低下した大人のゴワゴワ肌を、つるんと美肌に!
30代、角質ケアで肌は変わる!
Part 3 意志があるから、美しい
宇垣美里の、自分ファースト美容道
『のっけから失礼します』単行本刊行記念!!
ようこそ、三浦しをんワールドへ
BAILA婚活研究[読み物編]
今、結婚相手に求められるのは'支え合える自立した女性'
「共存系女子」の時代がやってきた
Biz BAILA 転職→天職ガール SPECIAL
本気で夢中になれることに挑戦した女性たちルポ
私、30歳を過ぎて、'好きなこと'に飛び込みました!
【好評人気連載】
桐谷美玲の大人の階段の上り方 連載vol.21 女らしさがキーワードの「スポーティ」
三浦しをん のっけから失礼します
BRAND FOCUS バーバリーの「TBバッグ」
河北裕介×百々千晴 服とメイクのBEST ANSWER
スーパーバイラーズの好きがいっぱい♡ vol.7 鈴木園子さん
コスメブランドフォーカス 今、どんな肌になる? vol.09
コスメブランドフォーカス 今、どんな顔になる? vol.09
こちらArt探偵社!
カッコイイ先輩列伝184 永作博美
加藤綾子のあえて小さく飾る花レッスン
食いしん坊ジャーナル 「いいとこ尽くしな'今日は豆腐が主役!'レシピ」
「あの人は性格がいいね」「もっと明るい性格だったらなあ」-私たちがよく話題にする「性格」。最新の心理学はそこに潜む謎を解明しつつある。歳をとると人はどう変わるのか。住む地域はどんな影響をもたらすか。日本人はどんどんネガティブになっているのか。男女は何が同じで何が違うか。「成功」できる性格とは。性格についてよく知ることで居心地よく暮らせる環境を作り、幸福な人生を送るためのヒント。
エマニュエル・トッド、ジャック・アタリ、マルクス・ガブリエル、マハティール・モハマド、ユヴァル・ノア・ハラリ…。世界を代表する知性21人は混迷を深める世界と人類の明日をどう見るだろうか。民主主義のあり方も、ポピュリズムの解釈も、米中の覇権競争の行方も、グローバリズムの帰趨も、いずれも答えは一つではない。そして、一つではないからこそ、耳を傾ける価値があり、考える価値があるのだ。
藤原道長が栄華の絶頂にあった一〇一九年、対馬・壱岐と北九州沿岸が突如、外敵に襲われた。東アジアの秩序が揺らぐ状況下、中国東北部の女真族(刀伊)が海賊化し、朝鮮半島を経て日本に侵攻したのだ。道長の甥で大宰府在任の藤原隆家は、有力武者を統率して奮闘。刀伊を撃退するも死傷者・拉致被害者は多数に上った。当時の軍制をふまえて、平安時代最大の対外危機を検証し、武士台頭以前の戦闘の実態を明らかにする。
白髪を染めるのをやめてみた。庭掃除もほどほどに。大谷翔平君や藤井聡太君にときめくー自然体で暮らせば、年をとるのも悪くない。人間も生きものだから、自然の摂理に素直になろう。ただ気掛かりなのは、環境、感染症、戦争、競争社会等々。そこで、老い方上手な先達(フーテンの寅さんから、アフガニスタンに尽くした中村哲医師まで)に、次世代への「いのちのバトン」のつなぎ方を学ぶ。生命誌のレジェンドがつづる人生哲学。
人生の「仕上げの始まり」をむかえたあなたへ。ここから先は、身軽に行こう!持ち物、家族、友人、生き方、お金。身辺整理の秘訣。