著者リンチによれば、敷地計画とは、建築やその他の構築物を互いに調和するように配置する技法である。本書は、人間の生活にふさわしい優れた環境をつくるための基本的な考え方とその技術の双方について書かれている。建築家、都市計画関係者、造園家、土木技術者、学生はもちろん、あらゆる立場・職業の方々にもおすすめできるこの分野の唯一の参考書である。
ビジネスデータ処理用の言語としては古くからCOBOLがあり、汎用コンピュータのビジネス処理用プログラムの大半は、COBOLで書かれている。本書は、パソコンでCOBOLによるビジネスデータ処理プログラムを、どのように書くかを解説したものである。
カンロク少年が期待を胸に小学校へ入学したのは昭和10年、所は東京のはずれの町。初めての遠足、けんか、淡い恋…。ここに描かれる少年の5年間の日々は、そのまま日本が戦争へ突入していく時間でもあった。少年の目に映った昭和10年代が、いま、等身代の姿に浮かびあがる。
人生のこと、人間のこと、霊のこと、神様のこと、守護霊守護神のこと、祈りについて、死んだらどうなるのか、幸せになるには、どう生きたらいいのかーなどについて、質問ありませんか?五井先生がやさしくお答えします。
恐怖の一番源にあるのは、暗闇が怖いとかヘビが怖いといった、単純な、何か本能的な怖さだと思う。でも、なぜそれが怖いのか。人間一人一人というより人類全体が感じる怖さがそこにあるということは、この世界が存在するとか、時間が流れるとかいうことに関わった大きな秘密があるんじゃないかと思いだした。幻想・SF・ロマン・怪奇・科学…あなたをホラー・ワールドがおそう。楳図かずおの初の恐怖論!
日本にワサビ、サンショウあればインドにカルダモンあり、フィリピンにショウガあればタイにはコブミカンあり。各国各民族それぞれに、食生活の重要な一角を担う植物がある。調理、染色、着香はもちろん、虫除け、入浴剤、装飾と用途はさらに広がる。ギリシア人の贅沢の再現から薬用資源としての可能性まで、植物成分の利用法を科学的に検証しつつ、生活に密着した香草薬草の世界を、熱帯アジアを中心に体験的につづる。
全てが完全犯罪である。そのトリックを解く鍵は?著者が送る挑戦状8通。
大陸渡来の道教とわが国固有の神々や仏教が混淆した《庚申信仰》の奇妙な習俗。比叡山天台との関連を衝いた最新の研究書。
すぐに役立つ投資のヒントがいっぱい。会社の“通信簿”の実戦的読み方をやさしく解説。
山紫水明の地といわれた日本の自然はいま恐るべき危機に臨んでいる。多種多様な公害によって、水の汚濁が猛烈な勢いで進んでいるからだ。水質専門の化学者として日本全土を調査した著者が、イタイイタイ病患者の体内に集積するカドミウムを検出し公害論争に重大な決め手を提供するまでの研究史と共に、各地の水の汚染状況に警告を発する。
拷問の恐怖と用便の難儀。獄舎で出会ったコソドロ、強盗、殺人犯…。侯徳健、劉暁波、周舵らと最後まで天安門広場にとどまり囚われた高新が、天安門事件の真実と中国民衆の深層に迫る。
日本人の三人に一人がガンになる現在、ガン患者とその家族に、「痛み治療」の第一人者が説き明かす意外な「痛み」の実体。「痛みからの解放」が可能になった鎮痛治療は、ここまできている。