遠いとおい大昔、およそ一億六千万年にもわたってたくさんの恐竜たちが生きていた時代ー。かれらはそのころ、なにを食べ、どんなくらしをし、どのように子を育て、たたかいながら…長い世紀を生きのびたのでしょう。恐竜なんでも博士・たかしよいち先生が、新発見のデータをもとに痛快にえがく「なぞとき恐竜大行進」シリーズが、新版になって、ゾクゾク登場!!
森林と流域圏の再生をめざして、森林ボランティア・市民・研究者の協働で行なう、手づくりの人工林調査のためのガイドブック。
世界に冠たる「鉄道大国」日本に、いま求められる「鉄道政策の改革」とは何か?日本の鉄道事業の現状、そして先進性と後進性をデータに基づいて明らかにし、欧米諸国・諸都市との比較を交えて、日本の鉄道事業・鉄道政策が抱える課題を複合的に捉え分析、その解決と改革に向けて5項目の提言を行う。
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極!
邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、中村紘子(ピアノ)の演奏による、
モーツァルトの≪トルコ行進曲≫を含むピアノ・ソナタ集(2006年8月録音)。
<収録内容>
1. ピアノ・ソナタ第18番 (旧第17番) ニ長調 K.576 第1楽章:Allegro
2. ピアノ・ソナタ第18番 (旧第17番) ニ長調 K.576 第2楽章:Adagio
3. ピアノ・ソナタ第18番 (旧第17番) ニ長調 K.576 第3楽章:Allegretto
4. ピアノ・ソナタ第9番 (旧第8番) イ短調 K.310 第1楽章:Allegro maestoso
5. ピアノ・ソナタ第9番 (旧第8番) イ短調 K.310 第2楽章:Andante cantabile con espressione
6. ピアノ・ソナタ第9番 (旧第8番) イ短調 K.310 第3楽章:Presto
7. ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331 ≪トルコ行進曲付き≫ 第1楽章:Andante grazioso
8. ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331 ≪トルコ行進曲付き≫ 第2楽章:Menuetto
9. ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331 ≪トルコ行進曲付き≫ 第3楽章:Alla Turca.Allegretto
海外の学校から、日本の教育の次の一手が見えてくる。必ずしも教科書を使わなくてもよいフィンランド、学校外の大人が「いじめ問題」にかかわるフランス。日本は世界を手本に、自分の頭で考え、行動できる、いわゆるアクティブ・ラーニングを掲げているが、あまり進んでいないのが実態だと言える。時代の変化に応じて求められる教育の姿を海外の現場から探り、次世代の教育のありようを考える。
学者ながら右大臣に昇進するが、無実の罪で大宰府に左遷された菅原道真(845〜903)。藤原氏の専横が目立ち始めたこの時期、学問を家業とした道真は、英邁で名高く、宇多天皇に見出され異例の出世を果たす。天皇による過大な評価・重用に苦悩しつつも、遣唐使派遣など重大な国政に関与。だが藤原氏の策謀により失脚する。本書は、学者、官僚、政治家、漢詩人として、多才がゆえに悲劇の道を辿った平安貴族を描き出す。
オスマン帝国は1299年頃、イスラム世界の辺境であるアナトリア北西部に誕生した。アジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸に跨がる広大な版図を築いた帝国は、イスラムの盟主として君臨する。その後、多様族・多宗教の共生を実現させ、1922年まで命脈を保った。王朝の黎明から、玉座を巡る王子達の争い、ヨーロッパへの進撃、近代化の苦闘など、滅亡までの600年の軌跡を描き、空前の大帝国の内幕に迫る。
『法華経』は、釈尊入滅から約五百年後、紀元一世紀末から三世紀初頭のインド北西部で誕生したとされる。日本には六世紀半ばに伝わり、『法華秀句』を著した最澄や「法華経の行者」を自任した日蓮から、松尾芭蕉、宮沢賢治に至るまで、後世に広く影響を与えた。本書では、サンスクリット原典の徹底的な精読を通じて、「諸経の王」とも称される仏典の全体像を描き、平等な人間観に貫かれた教えの普遍性と現代的意義を示す。
植込型VAD実施施設13施設と、VAD管理施設2施設等の筆者48名による待望の書。本書は日本人工臓器学会における「在宅人工臓器治療推進ワーキンググループ」での議論を最大限に盛り込み、手術方法や詳細な駆動原理等の記載は最小限に留め、VAD治療と在宅管理を中心に編集・解説した。これまでのVADに関する書籍とは異なり、主として循環器内科医及び補助人工心臓治療に関わるメディカルスタッフを主な対象とした解説書となっている
野に伏せる、硬い石に刻銘されたいにしえの人々の固い意思を温ねる。日本は石造物で溢れている。童謡に歌われるお地蔵さま、睦まじいアベックの道祖神、片膝思案の如意輪観音さま。本書は、なかでも「庚申塔」に着目する。それらの魅力、奥深い世界については未だ十分に語られていない。庚申信仰は、古く室町時代に遡り江戸期に隆盛を見た、とされている。現代、庚申塔に刻まれた忿怒相は、残念ながら子供達には不人気のようだ。しかし、その世界に少しでも歩を踏み入れた者にとっては、何とも愛嬌豊かである。
空襲で焼け野原となった東京は、戦災復興、高度経済成長と一九六四年五輪、バブル経済、そして二〇二〇年五輪といった機会のたびに、破壊と大規模開発を繰り返し巨大化してきた。だが、戦後の東京には「文化」を軸とした、現在とは異なる復興の可能性があった…。南原繁や石川栄耀の文化首都構想、丹下健三の「東京計画1960」など、さまざまな「幻の東京計画」をたどりながら、東京の失われた未来を構想しなおす。
営業はサイエンス!誰がやっても何度やっても結果を出せる「サイエンス営業術」教えます。伝説のトップセールスマンが教える69の方法。
「数十年に一度」と言われる気象災害が日本のあちこちで起こっている。豪雨や大雪を観測・分析し、的確に警報を出すことで、被害を最小限に止めるー気象庁予報官には、天気予報だけでなく、そうした使命も与えられている。「夜明け前が一番忙しい」「梅雨明け宣言をいつ出すのか」など日々の仕事から、「上空の寒気」「冬型の気圧配置」などの注意を要する用語の解説、さらに警報の運用まで、気象予報と予報官のすべてを紹介。
「自分の意見が、知らずに誰かに操られている」。それが誘導工作=インフルエンス・オペレーションだ。情報操作やフェイク・ニュース流布を駆使するこの手法は、IT技術の進歩と普及によって近年、範囲、スピード、威力が格段に増した。本書はこの「現代の危機」を欧州各地の関係者取材を重ねて描き出す。それは東京五輪の盛り上がりを迎え、政治の変動もありうる日本において「すぐそばに迫る危機」でもある