ローマのサンパーオロ・フオリ・レ・ムーラ大聖堂、サンタコスタンツァ廟、ラヴェンナのサンヴィターレ聖堂、ヴェネーツィアのサンマルコ大聖堂、南イタリアのマテーラ洞窟教会、シチーリアのモンレアーレ大聖堂など、世界遺産の宝庫イタリア全土120都市・350建築以上を独自取材。
みゆは、ふつうの女の子。みゆのママも、ごくふつうのやさしいママ。でも、ふたりには、ちょっとかわったくせがあるのです。それは…、きれいな月を見ると、むちゅうになってしまうってこと。月夜のばんにおこった、ふしぎなお話。小学3・4年生から。
大学生・研究者から、ODA専門官、世銀エコノミスト、NGOスタッフまで、幅広く参加している日本最大の開発メーリングリストの主催者が、アジア、アフリカ、ラテンアメリカでの林業専門家、住民参加型の村落開発のフィールドワーカーとして、豊富な経験をもとに書き下ろしたスーパーガイド。開発ワーカーが開発学の理論と実践のハザマで悩みながら、自分を磨くための全65章。
日本の代表的な童謡・唱歌は、明治時代の中期から昭和時代の初期にかけて大量に創作されましたが、戦意高揚のために作られた作品も少なくありません。本書では、次の世代に胸をはって歌い継いでいくことの出来る作品のみを厳選しました。
40代を迎えたわたしは、世界の果てにどれだけ近づいているのか?気が滅入りがちなわたしを動揺させる新たな出来事が、降ってわいた。同世代の友人で新聞記者のマリ・ライアスンが、テレビ・リポーターに転身したのだ。記者として長年闘ってきたマリも、金の力に屈してしまうのか?マリの転身を祝うためパーティに出席した帰り、わたしは道に倒れていた女性を危うく轢きそうになった。その女性は重傷を負って倒れており、まもなく病院で死亡した。やがてその女性がニコラという脱獄囚だと判明するが、その直後、解剖する予定だったニコラの遺体が、何者かに持ち去られるという事件が起きた。わたしはニコラがメイドをしていた大手警備会社社長の家を訪ね、彼女が罠にはめられた疑いを抱く。なおもニコラが投獄された真相を探るうち、様々な妨害の手が延び、ついにわたしは誘拐容疑の濡れ衣を着せられ、刑務所へと!シカゴの女性探偵V・I・ウォーショースキー、6年ぶりに登場。生涯でもっとも苛酷な日々のなか、プロの探偵としての誇りを賭けたV・Iがすべてを投げうって真実を追う。
本書では、アメリカ史を理解する上で鍵となるような事象を、ほぼ時代順に60章に分けて取り上げ、それぞれについて現在第一線で活躍中の研究者が最新の研究成果を踏まえて自由に、ただし極めて限られたスペースのなかで解説するというスタイルがとられている。したがって、各章で取り扱われるトッピクも、取り扱う角度も、各執筆者の自由に委ねられているため、それぞれ個性的であり多様であって、一定の史観に基づいた通史とはなっていない。しかし、各執筆者の間には、これまでのアメリカ史の叙述が、しばしば白人男性中心の視点に偏っていたこと、そのためアメリカ史を担ってきた少数民族集団や社会集団の人びとが果たしてきた主体的役割が軽視されたり切り捨てられたりしてきたこと、したがってこれらの諸集団の役割と相互の諸関係を見直すとともに、世界史との関連のなかでアメリカ史を位置づけ、その全体像を構築する必要があること、これらの点では共通の認識がある。
王維から鉄斎まで中国と日本の文人画家百八人を紹介。文人画の系譜をたどる、鑑賞と理解のための一冊。
この5年間、写真集やタレント本を一切作ろうとしなかった中谷美紀が、「最後の写真集になってもいいように」との思いを込めて企画立案した決定版。ポートレイトあり、ファッション写真あり、ドキュメント写真あり、そして自ら撮影したお笑い写真までも…。女優として、またひとりの24歳の女性として、中谷美紀のすべてが凝縮されたこの『NAKATANI』は、彼女にとって初めてのプライベートな表現作品と呼べるような写真集です。
実質的な執筆者・井上毅は『教育勅語』で立憲政体主義を掲げようとしていた!テキストに即した読みで従来の解釈に全面的な変更を迫り、そのうえで「戦後民主主義と天皇」を考察する。