“魂のピアニスト”フジ子・ヘミングが強く影響を受けた名曲を、自ら選曲したコンピ盤。さらに彼女の描き下ろしによる絵や詩が織り込まれ、フジ子・ヘミングの音楽を知るうえで欠かせない1枚となった。
直木賞作家であり、舞台演出家、評論家として幅広く活躍するなかにし礼が、今日までに手がけてきた作詞・訳詞曲を集めたアンソロジー。時代を超えて愛される歌唱曲ばかり。
仲井戸麗市と土屋“蘭丸”公平が結成したユニット、麗蘭の91年1stアルバムを高音質で復刻。百戦錬磨の2人ならではの日本語ロックは強靭かつ柔軟で、豪華ゲスト陣の名演奏も味わい深い。
約10年間活動していた青木香織の移籍第1弾は、元読売巨人軍監督・長嶋茂雄の命名で、芸名を“山口かおる”と改め再スタートを切っての勝負作。歌謡曲歌手としての世界を確立する第一歩の作品だ。
昭和を代表する作曲家、遠藤実が平成15年度の文化功労者として顕彰されたのを記念して企画された作品集。世界的に知られる「北国の春」をはじめ、歌謡ファンにはおなじみの名曲が満載。
「アジア」と「癒し」をテーマにしたお香付きリラクゼーションCDシリーズの第6弾。本作では、沖縄音楽を取り上げている。神秘的に響く尺八や篠笛などで奏でられるヒット曲カヴァーが楽しめる。
乳癌との壮絶な闘いなど激動の半生を記した伝記本が話題となっているミュージカル・シンガー、横内美知代のアルバム。本作は世界各国の子守唄を取り上げ、母と子の繋がりや平和を訴えている。プレゼントにも最適だ。
アル・クーパーが1969年にリリースした記念すべき1stソロ・アルバム。自由の女神をコラージュしたジャケットも有名な、1960年代から70年代にかけてのロック過渡期を代表する名作。
一足先にでたアースの「ダンス・トラックス」の対になるバラード集。アースのバラードは、フィリップ・ベイリーとモーリス・ホワイトのリード作2つがあり、ともに聴き応えがある。バラードでも定評があるだけに、ベスト・アルバムとも捉えられる。