本題に入る前の雑談にかける時間は?商品(サービス)の特徴や利点を、どう切り出しているか?見込客に反論されないために何をしているか?商談前にどんな準備をしているか?クロージング・テクニックを使ったことはあるか?2年にわたり世界35000件の商談を調査研究して生まれた大型商談における「もっとも効果的な営業術」とは。
昭和十七年、南方へ命懸けの渡航、束の間の逢瀬、張りつく嫌疑、そして修羅の夜。波瀾の運命に逆らい、書くことに、愛することに必死で生きた一人の女を描き出す感動巨編の誕生。女は本当に罪深い。戦争に翻弄された作家・林芙美子の秘められた愛を、桐野夏生が渾身の筆で灸り出し、描き尽くした衝撃の長篇小説。
オーロラ。北極基地に設置され、基地の閉鎖後、忘れさられたスーパ・コンピュータ。彼女は海底五千メートルで稼働し続けた。データを集積し、思考を重ね、そしていまジレンマに陥っていた。放置しておけば暴走の可能性もあるとして、オーロラの停止を依頼されるハギリだが、オーロラとは接触することも出来ない。孤独な人工知能が描く夢とは。知性が涵養する萌芽の物語。
季節外れの転校生の正体は?「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の脚本を手がけた辻村深月が、自ら書き下ろし小説化!
「佐方貞人」シリーズ、「孤狼の血」シリーズ、『盤上の向日葵』『慈雨』など数々のベストセラー作品を世に送り出してきた著者。ミステリー、ホラー、サスペンス、時代、ユーモアなど、デビュー以降の短編をまとめた、初のオムニバス短編集。「佐方貞人」シリーズスピンオフ「ヒーロー」収録。
ねえ、取り返しのつかないことってあるんだよ。高校3年生の夏休み、世界の終わりが始まった。
鹿代は解凍庫で輸入肉に茶色い物が交じっているのを見つけた。それは凍った蝙蝠だった。上に知れたら全ての輸入肉を再検査、なんて面倒事になり兼ねない。…鹿代は迷わずゴミ箱に捨てた。その夜、精肉工場の女子トイレに全裸の外国人の男が現れた。男は逮捕され留置所に入れられるが、翌朝には姿を消していた。蝙蝠を一匹残して…。-新たな木原ワールドが、全編書き下ろし新シリーズで開始。
青春小説の金字塔、島田雅彦『僕は模造人間』(86年)、山田詠美『ぼくは勉強ができない』(93年)。偉大なる二作に(勝手に)つづく、00年代の『ぼくは〜』シリーズとも言うべき最新作!「本が好き!」連載中に大江賞を受賞したことで、ストーリーまでが(過激に)変化。だから(僕だけでなく)登場人物までがドキドキしている(つまり落ち着きがない)、かつてみたことのない(面白)不可思議学園小説の誕生。
「邪悪なもの」と遭遇したとき、人間はどうふるまうべきか?「どうしていいかわからないけれど、何かしないとたいへんなことになる」極限的な状況で、適切に対処できる知見とはどのようなものか?この喫緊の課題に、ウチダ先生がきっぱりお答えいたします。村上春樹『1Q84』の物語構造、コピーキャット型犯罪が内包する恐るべき罠、ミラーニューロンと幽体離脱、被害者の呪いがもたらす災厄、霊的体験とのつきあい方から、草食系男子の問題にいたるまで、「本当ですか!?」と叫びたくなる驚愕の読書体験の連続。不透明な時代を生き延びるための「裏テキスト」。
濃密ゼルダ 来る。
●25周年を迎えての完全新作
1986年にシリーズ1作目となるファミコンディスクシステムの『ゼルダの伝説』が発売されてから25周年。
ゼルダ開発チームが、5年の時をかけて創りこんだゼルダ至上最大のスケールと、まったく新しい世界が繰り広げられる『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』。ゲームの密度が濃く仕上がっています。
Wiiモーションプラスで思い通りの操作を実現、剣を使った敵との戦闘がよりリアルになりました。
英和辞典と和英辞典が一冊になって持ち運びに便利な合本。「英和」は約13,500語、「和英」は約14,700語、計28,200語を収録。中学生が書きたい、話したい単語や表現をまとめた「表現力UP」や「ことばMAP」を新設。種類豊富なカコミ記事や要点をまとめた図版・イラストで英語の基本もすばやく理解できる。中学生の日常生活レベルに合った、身近な例文が豊富。基本文型、表現のパターン化により、英語がすぐに書ける、話せる。また、見つけにくい単語の候補を一覧で表示した「日本語NAVI」を新設。
大学の課題。抜きん出た作品として紹介されるのは、自分の絵だと確信していた。なのに…。清水あやめは、田辺颯也が製作した三分間のフィルムに、生まれて初めて圧倒的な敗北感を味わう。「私は何になりたいのだろう。どこへ行きたいのだろう」やるせない感情に襲われた彼女の耳に飛び込んだのは、底抜けに明るい田辺の声だったー。(「しあわせのこみち」)恥ずかしさと、息苦しさと、駆け出したくなるような衝動。あの頃のすべてが詰まった、傑作青春小説全4編を収録。
米崎県警平井中央署生活安全課が被害届の受理を引き延ばし、慰安旅行に出かけた末に、ストーカー殺人を未然に防げなかったと、新聞にスクープされた。県警広報広聴課で働いて4年、森口泉は、嫌な予感が頭から離れない。親友の新聞記者、千佳が漏らしたのか?「お願い、信じて」そして、千佳は殺された。大藪春彦賞作家、異色の警察小説。
「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき、見出した真実を仲間に伝える。しかし、ジョナサンが姿を消した後、残された弟子のかもめたちは、彼の神格化を始め、教えは形骸化していく…。新たに加えられた奇跡の最終章。帰ってきた伝説のかもめが自由への扉を開き、あなたを変える!
問題を起こし家庭裁判所に送られてきた少年を一定期間預かる制度ー補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。南部鉄器の職人としては一目置いているが、仕事一筋で決して良い親とは言えなかった父の思いもよらない行動に戸惑う悟。納得いかぬまま迎え入れることになった少年と工房で共に働き、同じ屋根の下で暮らすうちに、悟の心にも少しずつ変化が訪れて…。