『人体組織学』は組織・細胞の構造を、その機能との関連に重点をおいて記述することを特徴の一つとしているが、本巻に収録されている脈管系は体液循環に関し、また血液・造血系は酸素運搬や身体の防衛反応に関してきわめてダイナミックな活動を行っている組織・細胞なので、特にこの特徴がよく生かされている。
本書は総論で、塗料、被塗物、塗装方法と設備、塗膜の診断といった観点から、塗装に関わる技術を展望した。また、色彩設計と安全、衛生および環境という今日的な課題についても述べた。塗料の用途は工芸塗装、汎用塗装、建築塗装、工業塗装、特殊塗装ときわめて多岐にわたる。塗装の基本的な目的は素材の保護と美観の付与であるが、このほかに塗料には多様な用途からのきわめて多岐にわたる機能の発現が求められる。こうした要請に応えるためには、使用環境を考慮した塗料の選択とともに、素地調整、塗膜構成、塗装方法、塗装環境や乾燥・硬化条件といった塗装条件の選択を抜きにして語ることはできない。各論では、各々の用途でのこうした内容を詳しく述べた。
俳句中興の祖与謝蕪村の後継高井几董の全発句4,300余を制作年代順に収録!蕪村研究・天明俳諧を知るに必携の書。詳細年譜・三句索引・人名索引を併録。
食品、医薬品、香粧品として現在使われている天然成分を掲載した事典。アルファベット順配列。巻末に、日本語と外国語索引がある。
地震現象は複雑である。地震動を受けたときの構造物の挙動についても不明な点が多い。都市の巨大化、複雑化などに伴い都市の地震災害も複雑化、多様化してきた。地震災害は人的、物的損害をもたらすのみならず広範囲な社会システムの混乱、停滞をもまねくようになってきた。地震災害を軽減するためには総合的視点が必要であると同時に個々の項目についての深い洞察力も要求される。本書では、地震防災に関する総合的な情報を提供すると同時に、個々の項目については必要に応じてどのページからでも読めるような事典形式を取った。
本事典は、全体としての日本史の展開過程を、概説的方式と事典的方式を併用し、両者が同時かつ即座に利用しやすいように構成した。必要に応じて史料を掲載し、表・系図・図・写真などを挿入することによって、「史料集」としても利用できるよう配慮している。
本書では、植物栽培や動物飼育を扱い、植物に関する各章はすべて、どこでどのようにして、誰が最初に栽培化したかを述べ、その後の地球的広がりと地理的伝播について記述。動物性食物の章では狩猟動物、バイソン、魚から家畜化された動物に至るまでを扱い、ヒトを含めてすべての動物の植物界への依存を示している。
今まで日本では、少なからぬ北朝鮮関係の書籍が出版されてきたが、自然景観、行政、政治・経済・社会・外交・文化・軍事・人物事典・法律・企業リスト・年表など、総網羅的な内容のデータブックは初めてである。韓国で唯一最大の通信社であり、優秀な数十名の北朝鮮調査・研究スタッフが記述した最も正確で客観的な事実、人物事典、企業リストなど、極めて信ぴょう性の高い内容となっている。北朝鮮研究の学者、専門家だけでなく、日本の教育、マスコミ、行政関係者およびビジネスマンまで幅広い読者にとって、平易で理解しやすく、かつ体系的な内容となっている。