オフコース解散後、ソロとして多彩な活動を展開するARTIST小田和正、初のエッセー集。
私、森田夏美はまたもや転校。今度の高校の名は、私立五神楽高校。ネ、ちょっと胡散臭い名前でしょ。しかして、その実態は?とくるんだけど、これがまた、なんども胡散臭い。だって、真っ昼間から校舎の屋上にユーレイが出るっていうんだから…。でも、そのユーレイってとっても淋しそうだった。興味を持った私は、またもや事件の渦中に…。
九州・熊本の地で精力的に創作活動を続ける著者が、心をこめ綴った名文集。水俣での日々の暮らしの中だけでなく、天草や沖縄の島々、日向などへの旅からも題材を選び、田園の移り変わり、日本人の感性や生き方を繊細なタッチで描いた50編。
ニッポンに連れてって。かれらはなぜ国境を越えるのか-。法務省を休職して、海外出稼ぎ労働者の送り出し国と受け入れ国の実情をさぐる旅へ。
元アイドルタレントの阿季子は若手敏腕プロデュサーと結婚、子供にもめぐまれ何不自由ない幸せな生活をおくっていた。テレビ界へのカムバックも決まった12月、彼女は夫の知人や高校時代の友人を招いてホームパーティを開いた。ところがその日に送られてきた宅急便の袋の中には顔の部分を無数の針で刺した阿季子のブロマイドが入っていた。そしてもう一個の宅急便にも悪意の品が…。阿季子の周辺で小さな亀裂がしだいに重なり合っていく。
宮廷の奴隷か、陰の実力者か。西太后の寵愛を受けた宦官が明かす「ラストエンペラー」の世界。
1942年、自由の天地を求めて若き探検家グループ21名は、憧れの大地へ飛び出して行った-。日本の生態学の第一人者で探検家でもある今西錦司を隊長に、森下正明、吉良竜夫、川喜田二郎、梅棹忠夫、藤田和夫ら、現在、アカデミズムの頂点に立つ諸氏の青春時代の探検記録。
光学機器メーカの巨人が歩んだ栄光と苦難の道を、現地ルポをまじえて活写。人知の限りをつくした光学設計とガラス素材開発をめぐる、かずかずの秘話。半世紀にわたる東西分断の悲劇を乗り越え、今また統合にゆれる新生ツァイスの行方は-。
家族ってなんだろう。どんな高価なプレゼントよりも大切なものがある、小学校4年生の女の子が鋭い観察眼と豊かな感受性でつづる心あたたまる作文。文部大臣奨励賞受賞作品(第31回小学校作文コンクール)。
冷戦が終結してもなお覇権国の幻想にしがみつくアメリカ。経済大国としてその名を世界に知らしめながら、次の目標を失った日本。「次なる世紀」をわれわれはどう生きるかー。
すぐれた教育用言語として、またLispの標準言語として、これから急速な普及が見込まれるプログラミング言語Schemeの教本。具体例を通して1歩1歩順を追ってプログラミングの方法を解説する。また、多数の演習問題(詳細な解答付き)を付し、実力が養われるようにした。付属の学習ソフトを使って演習すれば万全のプログラミング力を身に付けることができる。