古代エジプトとメキシコの謎に満ちた建造物を紹介する、オリジナルで斬新なガイドブック。鮮やかなフルカラー写真は、古代の墓、道具、彫刻、壁画、そしてエジプトやメキシコのピラミッドの復元の様子を写しだし、この驚異と不思議に満ちた存在を、ビジュアルにユニークに紹介。
家と施設を出て暮らす「自立生活」とは。身体化された社会としての“感情”を読む。
戦災の焦土から経済大国へ、昭和の日本は激変を続け、別れと再会をくり返す昭吾とあぐり。運命は二人の幸せを許さなかった。-恋物語の作家美未は、読者の好青年無敵に、急速に傾斜していくが…。求めあう男と女の不思議な絆と、歳月を共にした男女の哀歓を、日本の古典と昭和史にのせて描く、感動の長編。
坂口安吾の魅力にとりつかれ、すっかり人生を狂わせてしまった著者が、やっかいな片思いにケリをつけるべく綿々と綴ったラブレター。安吾をはじめ太宰治・石川淳の戦後無頼派作家の精神を徹頭徹尾解剖する、沈着にして冷静な筆づかいは冴えわたり、その熱き思いが行間から迸る超絶文芸評論集。
スペイン・マジョルカ島の情熱、京都の風情。人気絶頂の朝香、待望の初写真集、初水着。
雲の「盗難」事件が発生した。法廷はこれをどう裁くのか。判例で見る現代技術の事件簿、全35話。
タテ系列・集団主義の秩序の中にも“個”の活躍の余地は多分にあった。「滅私」こそ日本社会を形づくる中心原理だとする定説に対し、個人主義の活力が経済発展をもたらしたと説く画期的研究。
戦後50年。日本人は、この半世紀をどのように生きてきたのか。戦争を忘れなかった人、戦争を忘れた人、戦争を忘れようとしなかった人、戦争を忘れようとした人…。無数の人々の過去と現在が奏でる、壮大な人間シンフォニー。朝日新聞特別連載のオリジナル文庫化、第一弾。
1945年9月に発売され、3カ月足らずの間に300万部を売り切った幻のベストセラー『日米会話手帳』。わずか36ページの手帳に、当時の日本人はどんな夢を見たのか。その全ページを50年振りに写真版で再現。さらには12名の論客がこの戦後第2位のベストセラーを論じ、語る、文庫版オリジナル。