聖女にして戦士ジャンヌ・ダルク、仏英二つの国の王妃エレアノール、初の女性作家クリスティーヌ・ド・ピザン、幻視者ヒルデガルト・フォン・ビンゲンなど、時代を輝かしく駆け抜けた女性たちの生涯。
本書はコンパクトリーマン面の射影埋め込み定理を1つの目標においたリーマン面論である。大学1、2年次に学ぶと思われる事項にある程度の素養をもった読者を想定している。
著者がデビューから十年をかけて到達した「データベース型世界」の概念を予見させる思考の軌跡ー現代思想、批評、サブカルチャーを横断しながら、ポストモダン社会の実像に迫る。文庫化に際しては、単行本未収録の論考を加え、新たに改訂版として世に問う、画期的な評論集。
まわりにだーれもいない時に、「お母さん」と小さく言ってみる。口の中に、甘酸っぱいものが広がった気がする。こんのひとみが放つ、やさしくてなつかしい珠玉のことばたち。
本書の1章では、朝ごはんが大切な理由をコンパクトなポイントにしてまとめ、2章には、簡単バッチリ、おいしい朝ごはんのレシピを約90点掲載。作り方・手順のアドバイスも豊富なので、朝忙しい人に、少し時間に余裕のある人に、朝食をステップアップするヒントやアイデアが満載。
パンの町・神戸でも特に注目を集めているブランジェリーコム・シノワ。西川功晃シェフの自由な発想から生まれるパンは斬新で、楽しさに満ちている。この本でお届けするのは、4種類のパンとバリエーション、その焼き上がりを使ったサンドイッチの数々。パンの焼き方はシンプルで初めての方にも取り組みやすい方法。サンドイッチは簡単なのに、まるで1皿の料理のように充実している。
プーン、チクリ!蚊に背中をさされた動物たちは、「だれかかいて」と大騒ぎ。8本の足を持つたこのたこきちは大活躍です。さて、最後に「かゆいかゆい」とやってきたのは、誰でしょう…。
色覚検査で指摘された“色覚異常者”が、実際に信号や薬の色を間違えることはほとんどない。それにもかかわらず、あらぬ差別・偏見に苦しむ数百万の人々がいる-間違った認識の放置と撤廃すべき検査・規制を指摘してきた眼科医が書く、つくられた障害「色盲」の実態。
本書は、項目反応理論と呼ばれる新しいテスト理論を用いて構成した尺度の事例集である。劣等感尺度・抑うつ尺度・向性尺度・不安尺度の構成を行った。
京都・奈良・鎌倉など、貴重な文化財の残る古都が米軍の空襲を免れたのは、その価値を認めてくれたからだ、という「定説」は、まったくデタラメだった!それどころか、京都は第三の原爆投下目標のひとつだったのである。その証拠を丹念に洗い出し、この俗説が流布・信奉された理由を暴く。
「ミステリーの女王」と呼ばれた女。気性の激しさと天性の華やかさで絶大な人気を誇り、長年ミステリー小説界の頂点に君臨した女流作家・江本夏子。彼女の強気な言動の裏に隠された真実の素顔とは?良質な作品群で多くの読者を惹きつけてやまない著者が、山村美紗に捧げた衝撃作。