本書は、発火・爆発危険、有害危険、環境汚染の潜在危険をもった化学物質である危険物を取り扱う大学等の教職員、学生、院生、研究者、また、化学関連産業における、管理者、技術者、作業者、研究者の方が安全に実験、研究、製造や取扱いを行う上で、また、化学物質の規制等に係わる担当官の方々が危険物の特性をもとにした適切な指導を行う上で、化学物質の発火・爆発危険性、有害危険性および環境汚染性に関する適切な情報を提供する。
音楽家兼心理学者である著者が、演奏家、作曲家、音楽教師など、すべての音楽家を広く対象とし、その問いに答える。本書では、音楽家に顕著な性格特性として内向性、独立性、感受性、不安感があげられているのだが、そのような音楽気質を明らかにすることは、音楽それ自体の真の特性を明らかにすることにもつながってゆくのである。
近隣でも知らぬものはいない美形だが、部活のバスケ以外に興味のない高校1年の難波恭一は、あわや交通事故という所を同じ部・同じ学年の森安幸生に助けられる。普段仲が悪いだけに意外に思う恭一。だが、ある日真剣な顔をした幸生が恭一に借りを返さないかと持ちかけてきた。その内容はなんと幸生の恋人役を演じることだった…!!センシティブ・ラブストーリーでデビュー。
病院に行く前に知っておきたい不妊治療のすべて。「私はこうして授かった」。治療を受けたひとたちの声を多数紹介。
本書は、統計的データ解析において多用される数値計算法、特に各種数値計算手法と乱数を用いたモンテカルロ法についてまとめたものである。逆に、数値計算から見た統計手法の入門にもなっている。
いま人類は大きな「矛盾」のなかにいる。技術の進歩で産業は高度に発達し、家庭生活も著しく便利になったものの、半面、それゆえに新たな難題をいくつも抱えることになった。環境破壊、廃棄物処理、ヒートアイランド現象など都市問題…。現代人の「社会的生活」は決して豊かなものにはなっていない。技術評論の第一人者が、その難題を克服する道筋を懇切丁寧に解説する。カギを握るのは政治。風力発電やバイオマス、燃料電池など新しい技術の「芽」を育てる社会的システムをどう作るのか?豊富な事例をもとに、企業と家庭の利便性向上に偏重された技術が目指すべき、もう一つの道が明快に語られる。技術の「あす」がわかる決定版。
世界を日本、東アジア、中央・北アジア、西アジア、東南アジア、南アジア、オセアニア、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなどの地域に分け、世界の家族の食べる文化を紹介。自分の食べた食事を調べ、「食事記録ノート」をつくる。ご飯、パン、そばなど、ふだんの食事をとおして、日本と世界の食べ物を調べる。肉、乳製品、卵、魚など、どんな食べ方をするか調べる。野菜や果物、大豆加工食品、あぶらなど、世界の食べる文化をさぐる。水、お茶、清涼飲料水、お酒など、飲み物を見る。カレーライス、焼肉、ファーストフードなど、日本と世界の料理を見る。また、台所の料理道具、はしやスプーンなどの食器から、料理方法や食べ方のちがいを調べる。