沖縄在住の女性シンガー・ソングライターによる『life is melody』に続くミニ・アルバム。史上最年少で琉球古典音楽安冨祖流教師免許を獲得した彼女、本作でも沖縄民謡とポップスが融合した美しいポップ・チューンが聴ける。
昨年、今年の大阪コスモ証券ホールでの実況録音盤。原典主義的なところのある師匠は、とくに有名な噺でその真骨頂が発揮されると思う。というのも、通常カットされたり、ほとんど忘れられていたような部分が復活されたりするからだ。たとえば「饅頭こわい」などは、政はんの語る狐に化かされる噺、親爺さんの怪談ばなしなどの挿入がそうだ。それにしても師匠の噺は実に勉強になる。
ドリカム、デビュー15周年を記念して発売された記念盤。こちらでは、エピック・レコード時代のハッピー・ナンバーをデジタル・リマスタリング、スウィートでグルーヴなドリカムを新鮮なキモチで堪能できます。恋のBGMはいつだってドリカム、そんな私もついに三十路。
落語界の人間国宝、桂米朝の傑作落語全集(全30巻)を、リーズナブル・プライスでDVD化。米朝落語の真髄を堪能するのに最適の作品。演目は「千両みかん」「鹿政談」ほか、各巻2作ずつ収録。
過去、何度か再発されているが、今回は75年に初めて発表されてから30年を記念した復刻で、14曲のボーナス・トラックを収録。あの『A LONG VACATION』は邦・洋楽問わず、80年代の最高傑作の一枚だが、本作も日本のポップス史に欠かせない作品だ。
往年の名曲をスーパープライスで!
「居残り佐平次」は78年12月、「雛鍔」は81年4月の録音。「居残り」や、まだCDは出ていないが「酢豆腐」のように、何をやっているかわからない風若者を演じると、この人はバツグンの腕を見せる。ちょっと図々しく、ちょっとセコイけど、明るい若者がいい。
桂文珍東京独演会2000のライヴ録音。約45分にもおよぶ大作「らくだ」での文珍の絶妙な語りと笑いに圧倒される。往年の名人たちの名演とはひと味違う、新しい時代の「らくだ」。
日本でも人気急上昇のペ・ヨンジュンが2001年に主演した韓国MBC放送ドラマ『ホテリアー』のサントラ盤。注目のソン・ヘギョも出演。DVDではドラマの名場面集ともいえるクリップが楽しめる。
吉田美奈子の代表作といえる76年4月発表のアルバム。矢野顕子、細野晴臣、大滝詠一、山下達郎らの曲を、作曲者の求めるヴォーカル・スタイルで歌っているようで、それだけバリエイションのある構成になっている。ちょいと笑いをさそうところもある。
「ムーン・リバー」「シャレード」「ひまわり」など数々の名曲を残した、スクリーン・テーマの巨匠ヘンリー・マンシーニのベスト・コレクション。聴けばあの名画のワン・シーンが目に浮かんでくるはず。
オーストラリアのポップ・グループの2枚組ベスト・アルバム。個人的なベスト1はやはりDISC-1(1)。昔、真夏のカラッと晴れた日に聴いてすごく気持ちがよかった記憶があるからだ。そんなベトっとしないさわやかさが彼らの最大の魅力だと思う。
翌年公開された映画の前編となったスペシャル・ドラマ。捜査中に発生した借金のためバイトに精を出すユージ。やがてそこで武器密輸組織の存在を知り、犯人を逮捕するものの1人だけ逃走し……。