童話のような寓話のような物語性豊かな全11曲が、和製ブリティッシュ・トラッドと呼びたくなるふくよかなバンド・サウンドと楚々とした歌声で紡がれる好作品。CCRの「すべての人に歌を」を独自の日本語詞で歌い、新たな輝きを与えた佐藤良成の作家性に感嘆。★
全国の子供たち、お父さんお母さんが心待ちにしていたベスト・ビデオ。問い合わせも多かった「おまかせ元気マン」ほか、2002年4月〜2003年2月までの月歌、人気曲を含む全16曲を収録。
GARNET CROWのサード・アルバム。最新シングル「君という光」ほか、「スパイラル」など全12曲を収録。センチメンタルで牧歌的なアコースティック・サウンドとエンヤ風の広がりのある世界が独特だ。心地よいだけではない、実験的なメロディと音作りが意欲的だ。
“音楽ゲーム界の歌姫”Sanaの3rdアルバム。今作は、『pop'n music』や『beatmania 2DX』人気曲のロング・ヴァージョンに加え、書き下ろし新曲やカヴァーも収録。
圧倒的なスケールを感じる今作は、前作からわずか6ヵ月でのリリース。宮本の強烈なメッセージ性のある詞の上に添えられたサウンドは、激情任せの一片押しにあらず。吹き抜ける風のようにしなやかで力強いロックに変貌を遂げ、聴く者の心に優しく響く。
86年のファミコン版発売から15年。いつの時代もRPGの最高峰を極めたドラゴンクエスト・シリーズの大型企画「ゲーム音源大全集」の第2弾。今回はスーパーファミコン版の音源を完全収録。
2004年4月に発売された『〜KARTE.5』で完結した“小麦ちゃん”のまさにベスト盤ともいえるサントラ集。各キャラクター・ソングをはじめ、新エンディングやBGMなどが収録。
2004年10月からテレビ東京系で放送されている美少女学園&恋愛アクション・ドラマのサントラ、第2弾。『MADLAX』の音楽を手がけた梶浦由記によるサウンドに、OP、EDテーマのTVサイズなどを収録。
70〜80年代に全盛を誇ったヤマハ・アーティストの1stアルバムをCD化するシリーズ。ほぼ全曲の作詞作曲を門あさ美本人が手がけた。今聴いても新鮮な響きの歌声を、廉価にて。
2002年1月の東京・日本青年館でのライヴ。(1)のイントロからして、16年のブランクを感じさせずマンマNSPの世界。さすがに声は太めかなとは思いつつも、すんなりあの時代にタイム・トラベルできた。日本のフォークはやっぱり“叙情派”に限る。この侘しさは日本の美だ。
2枚組ベスト・アルバムの続編。16年間の活動の中でリリースした56曲のシングルと216にも及ぶアルバム収録曲の中から本人たち自らのセレクト。隠れた名曲やファン待望の楽曲が満載の2枚だ。
アイドルから大人のシンガーへと成長した小林麻美。ガゼボのヒット曲「アイ・ライク・ショパン」をカヴァーし、オリジナルを凌ぐ大ヒットを記録した「雨音はショパンの調べ」ほか収録。
TBSの人気アニメのサントラ。音楽を担当しているのは『ラブひな』などの数々のサントラで定評のある光宗信吉。本編を色鮮やかに演出する美しいトラックと印象的なテーマ・ソングが堪能できる。