百花は叔母に誘われて行った「紙こもの市」で紙の世界に魅了される。会場で紹介されたイケメンだが仏頂面の一成が、大手企業「藤崎産業」の一族でその記念館の館長と知るが、全くそりが合わない。しかし百花が作ったカードや紙小箱を一成の祖母薫子が気に入り、誘われて記念館のバイトをすることに。初めは素っ気なかった一成との関係も、ある出来事で変わっていく。かわいくて優しい「紙小物」に、心もいやされる物語。
「紙1枚」の制約が「考え抜く力」を養う。最短・最速で支持を得る資料作成&プレゼン術。メール・チャット・Web会議等すべてに応用可能!煎じ詰めると、今回自分が言いたいことは何なんだ?突き詰めていくと、主たる原因はどこにあるんだ?結局のところ、実現に向けた最大の障壁は何だと言えばいい?…すべて「紙1枚」で答えが出ます!
自分に嘘をつくってどういうこと?悪人のレッテルを貼られて困っている。先が見えず不安、自信を持つにはどうしたらいいの?ささやかな悩みから深刻かつ重大な問題まで「哲学は人生論である」が持論の気鋭の哲学者が、34の相談に全身全霊で答える。
キプロスの浜辺に、難民とおぼしき老女の遺体が打ち上げられた。新聞で「犠牲者2117」として紹介された彼女の写真を見たアサドはうちのめされ、慟哭する。彼女は、彼が失った最愛の家族とのつながりを持つ人物だったのだ。アサドはついに自らの壮絶な過去を特捜部Qに打ち明ける。一方、Qには若い男から殺人予告の電話がかかってきた。当初はいたずらかと思われたが本気のようだ。Qの面々は、男が凶行にいたるまえにその所在をつきとめられるのか?ついにアサドの素性が明らかになる、シリーズ激動の第八弾!
約140年前、その女性は、北海道十勝の原野へ渡った。オベリベリー和人たちによって「帯広」とされた新天地。明治の先進教育を受けた彼女は、いかに生き抜こうとしたのか。開拓に身を投じた実在の若者たちを基にした、著者が初めて挑む長篇リアル・フィクション。
今の働き方、いつまで続けますか?科学的に「自分の時間」を増やす、全研究を完全収録!どこから読んでも、すぐに使えるメソッド満載!
江東区有明で強盗事件が発生。被害者は救急搬送されたが、病院で死亡が確認された。強行犯第一係の安積班が現場に向かい本格的な捜査が始まろうとしている矢先、犯人が自首してきたのだが、須田は納得がいかないようでー(第二話「暮鐘」より)。ひとつひとつの事件を、安積班の揺るがぬ正義の眼差しで解決に導くー。
新作!再始動!オールカラー62話。ひさしぶりのタチバナ家を、ぜひご覧ください!
大学2年生のあさひは、母親のことが大好きだ。…でも最近、その気持ちもよくわからない。ある日、あさひは同級生の男の子と、母親にも言えない秘密を抱えてしまう。幼い頃の記憶と繋がり明らかになる、家族の真相。追い詰められたあさひがとる衝撃の行動とはーメフィスト賞受賞第1作!
2023年は、個性が活きる新時代へー。「金のカメレオン座」は無駄な苦労から離れられる年。
庵原かのんは福岡家裁北九州支部の少年係調査官。恋人を東京に残して、罪を犯した少年少女や親たちとの面会を繰り返す中で、やがて彼女はあまりにも厳しい家庭の事情や優しくない社会の現実に直面していく…。地方都市での家裁調査官の活躍を通して、令和日本の姿を浮かび上がらせる名作誕生。
植松英美は大企業・山藤グループ総帥の南郷英雄が実の父親と知らされる。英雄は何者かに射殺されていた。母の秋子が英雄と知り合ったきっかけや、なぜ一人で英美を産もうと決意したのか、英美は英雄の秘められた半生をたどり始めるがー。
なぜ子供は学校に行かなくてはいけない?素朴な疑問に、ノーベル賞作家はやさしく、深く、思い出もこめて答える。子供から大人までにおくる16のメッセージ。心の底にとどまる感動のエッセイ。
本書は、あらゆるジャンルの家庭料理2448レシピを辞書形式に50音順に並べたレシピ集。煮る、焼くなどの調理方法からレシピを検索する調理別索引、豚肉、キャベツなど素材からレシピを検索する素材索引、カレー、みそ汁などメニューからレシピを検索するメニュー別索引、全レシピ名と料理コラム名を50音順に配列した総索引が付く。