なんにもない田舎で暮らす小学生センリ。でも気になることは山ほどある。クラスメイトとの微妙な距離感、となり町での発見、垣間みるオトナの事情…。“明るい子ども”でいるため、言葉にできなかった7つの思い。人生で一番長い6年。小学生センリが初めて知る、不安、痛み、憧れ、恋。『檸檬のころ』で注目を集めた24歳の新鋭が、新しい発見に満ちた日々とほろ苦い成長の過程を、細やかに掬い上げる。
「好き」がふえていくって、しあわせなことなの?新しい学校、年上の友だち、はじめての恋。15歳の優子に降ってきた、小さなやさしい奇跡。優子ちゃんと富田くんのパン談議がかわいい。第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。
人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う。書き下ろし最新作、死刑をめぐる三年間のロードムービー。
あきらめてしまうのか?NO.6の治安局員に連行された沙布を救い出すため、矯正施設の内部への潜入に成功した紫苑とネズミだったが、そこには想像を絶することが待ち受けていた。まるで地獄。くじけそうになる紫苑…その一方で、沙布には妖しげな魔の手が刻一刻と伸び始める。彼らの未来はいったい。
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趣味はシリトリ。ちょっぴり学校に行きたくない高校生・スミレは、「不思議なもの」がよく見える。ある日、「不思議なもの」と同時に父の不倫現場を目撃。後を追い、商店街の映画館に迷い込む。そこで生まれて初めての恋をしたはいいが、失踪事件に巻き込まれー生死の狭間に繰り広げられる癒し小説。
出版業界の未来は暗いかもしれないが、本の未来は明るい。本はインターネットもスマホもSNSもイベントも、すべてのコンテンツとコミュニケーションを飲み込んで、その形を拡張していく。「本と人との出会い」を作る型破りなプロジェクトを次々と立ち上げ、話題の新刊書店、下北沢「B&B」でメディアとしての本屋を実験する若きブック・コーディネイターが、新しい本の可能性を指し示す。形が見えないからこそ、明日の本も本屋も面白い。
小規模なテロが頻発するようになった日本。ひとつひとつの事件は単なる無差別殺人のようだが、実行犯たちは一様に、自らの命をなげうって冷たい社会に抵抗する“レジスタント”と称していた。彼らはいわゆる貧困層に属しており、職場や地域に居場所を見つけられないという共通点が見出せるものの、実生活における接点はなく、特定の組織が関与している形跡もなかった。いつしか人々は、犯行の方法が稚拙で計画性もなく、その規模も小さいことから、一連の事件を“小口テロ”と呼びはじめるー。テロに走る者、テロリストを追う者、実行犯を見下す者、テロリストを憎悪する者…彼らの心象と日常のドラマを精巧に描いた、前人未到のエンターテインメント。
わかりやすくて、手間いらずで、負けない。景気が良くても悪くても、のんびり待てる。しかもローコストなインデックス運用。確定拠出年金、NISAをうまく使いこなせば、鬼に金棒!ロングセラーのオリジナル版を、さらにわかりやすく、細かい疑問にも対応、税制を最大限に活用する方法も加わり、よりお得になってバージョンアップ。お金もたまり、時間の余裕もできる、最強の投資法を紹介します。
40代、独身、女芸人である妙齢2人の地味おもしろい同居生活エッセイ。書き下ろし恋愛小説「ふきのとうはまだ咲かない」(姉・渡辺江里子)、「3月のハシビロコウ」(妹・木村美穂)も収録。
人間が完璧でない以上、どんな制度にも必ず欠陥は存在する。出生前に胎児の意思を確認する「合意出生制度」が法制化された近未来の日本。胎児には遺伝や環境などの要因を基にした「生存難易度」が伝えられ、生まれるかどうかの判断がゆだねられる。出生を拒んだ胎児を出産した場合は「出生強制」の罪に問われる世界で、同性婚をしたパートナーとの間に人工妊娠手術により子を宿した主人公・立花彩華。彼女が、葛藤しながらくだす決断とはー。
家庭も故郷もない還暦世代の3人の男女の元に舞い込んだ“理想のふるさと”への招待。奇妙だけれど魅力的な誘いに半信半疑で向かった先には、かけがえのない“母”との出会いが待っていた。彼らが見出す人生の道しるべとは?あなたを迎えてくれる場所が、ここにある。至高の名作誕生!
動物病院の看護師で、物を書くことが好きな九重咲歩は、小説講座の人気講師・月島光一から才能の萌芽を認められ、教室内で特別扱いされていた。しかし月島による咲歩への執着はエスカレートし、肉体関係を迫るほどにまで歪んでいくー。7年後、何人もの受講生を作家デビューさせた月島は教え子たちから慕われ、マスコミからも注目を浴びはじめるなか、咲歩はみずからの性被害を告発する決意をする。なぜセクハラは起きたのか?家族たちは事件をいかに受け止めるのか?被害者の傷は癒えることがあるのか?被害者と加害者、その家族、受講者たち、さらにはメディア、SNSを巻き込みながら、性被害をめぐる当事者の生々しい感情と、ハラスメントが醸成される空気を重層的に活写する、著者の新たな代表作。
このエッセイもまた、公開の日記帳だ。前向きで後ろ向きで、頑張り屋で怠け者で、賢く浅はか、独特な人物の日々の記録だ。
ルピナスさんは、海をみおろすおかのうえにある、小さないえにすんでいます。いえのまわりには、あおや、むらさきや、ピンクの花が、さきみだれています。ルピナスさんは小さなおばあさんですが、むかしからおばあさんだったわけではありません。世界中を旅行しましたし、「世の中を美しくする」ためにステキなことを思いつきました。この絵本は一人の女性の人生の輝きを、ルピナスの花に託して、静かに語りかけてくれます。バーバラ・クーニーは、板に水彩絵の具で描き、色えんぴつでアクセントをつけるという独特な画法で、詩情あふれる物語世界を作りあげています。6歳から。
小間物問屋「遠野屋」の若おかみ・おりんの溺死体が見つかった。安寧の世に満たされず、心に虚空を抱える若き同心・信次郎は、妻の亡骸を前にした遠野屋主人・清之介の立ち振る舞いに違和感を覚える。-この男はただの商人ではない。闇の道を惑いながら歩く男たちの葛藤が炙り出す真実とは。
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風は、未来へ。
連合軍は、絶体絶命…戦いは赤壁(レッドクリフ)へ。
【ストーリー】
曹操の非情な作戦の前に、男たちの結束は崩壊。
連合軍は絶体絶命の窮地に追い込まれる!
孔明の秘策、周瑜の戦略、尚香の帰還、そして小喬の決断。
それぞれの命運は赤壁へ・・・。
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私が尖閣ビデオを流した本当の理由。