大手都市銀行の行員3人がさらわれる誘拐事件が発生した。身代金要求額は10億円。警視庁捜査一課特殊犯係の上野数馬は、覆面捜査専門のバイク部隊「トカゲ」のメンバーとして、東京・大阪間を駆け巡り、初めての誘拐犯逮捕に挑むが…。
保険業界のインサイダーが「からくり」を次々に明かす。「保険は会社都合の塊だ!」1世帯当たりの平均年間保険料は52万6千円。「日本人の保険好き」は有名だが、「ほとんどはムダ」。特約満載のパッケージ商品で儲かるのは保険会社だけ、医療保険は費用対効果が全然割に合わない…。すべてをそぎ落とすと、「本当に必要な保険」が見えてくる。ベストセラー『生命保険の罠』の著者が放つ渾身の意欲作。
イチロー、松井秀喜、中村俊輔、松坂大輔ほか、一流選手が語った真実と信念。
コードネーム『久米』『輪島』『宮古』のテロリスト三人。彼らは一般人の仮面をかぶりながら、政府転覆をめざすテロ組織の一員である。組織は、暴力や流血によらない方法で現政府への不信感を国民に抱かせようとしていた。彼らに下された任務は、組織が用意したレモン三個をスーパーのレモン売り場に置いてくるなど、一見奇妙なものであった。任務の真の目的とは何か。優秀な三人の遂行ぶりが引き起こす思わぬ結果とは。テロ組織の正体は。そして彼らの運命を翻弄していく第四の人物の正体はー。
将軍の首が消えた!尼将軍・政子の深謀とは?『銀漢の賦』『秋月記』『花や散るらん』で時代小説界を席巻した新鋭が挑む、鎌倉幕府最大の謎。
時は平安。大陰陽師・安倍晴明の末孫の昌浩は、もっくんとともに平和な日々を送っていた。しかし、そんな穏やかなときは、兄の安倍成親が餓鬼に襲われて一転する。その後も安倍の術師を狙った事件が続き、昌浩も何者かに襲われ、危ないところを螢という少女に助けられる。しかも昌浩に匹敵する霊力を持つ螢は、晴明の父・益材が播磨の神祓衆の長と約束した、昌浩の婚約者でー!?大人気シリーズ、新章“篭目編”開幕。
30歳ー仕事、恋愛、結婚…別々の人生を歩み、それぞれの悩みを抱え、自分の進む道を模索するかつてのゼミ仲間たち。ひと組のカップルの結婚式を通して、六人の男女が見つける幸せの形、等身大の生き方を、健やかかつ繊細な筆致で描く。期待の新鋭が贈る傑作長編。
親友の律から、男性とつき合い始めたと告白された佳月。混乱する頭を冷やそうと、帰宅途中バスを降りて公園に向かった彼女は、出会い頭にある男性とぶつかってしまう。心配する男性を一度は振り切るも、佳月は公園で酔っ払いに絡まれ、結局はその男性に助けを求めることに。好感を抱きつつも、名乗らずに別れた数日後、律がその男性と親しげにしているのを見て佳月は衝撃を受けるが…。
これが最後の恋だと思ったのに…ひと目ぼれ、猛アタック、玉砕を重ねて42年。「変人」料理評論家草刈春男による、トホホな「B級グルメ」ラブ・ストーリー。
「思考体力」とは、「考え続ける力」のこと。運動にも体力があるように、思考にも体力があるのです。「思考体力」があれば…どんな難問も解決できます!どんな逆境も乗り越えられます!42歳で東大教授になった渋滞学の権威が教える本当に頭がよくなるたったひとつの方法。
もしも過去に跳べることができたら、今は亡き、愛する人を救いにいける。すでに滅びた物を目の当たりにできる。それだけでなく、過去の世界で、新たな恋に落ちるかもしれない。ついに「クロノス・ジョウンター」という機械が開発され、誰もが夢見るそれが現実となったとき、そこにさまざまな物語が生まれた。さあ、「時」と「おもいで」の一流シェフの腕前をじっくりとご堪能を。小社既刊文庫に1話を加えた増補版。
塩麹を広めた麹屋さんが教える、本当においしい麹の使いかた。麹を知りつくした女将が毎日食べている、おいしい、体にいいレシピ。
お願い、助けて…散りゆく桜の下で、亡くなったはずの友が囁いた。江戸の菖蒲長屋を舞台に描く青春「時代」ミステリー第2弾。
愛らしい可愛らしさいっぱいのよちよち歩きの頃の子ども服。身長80〜90センチ実物大型紙付き。
相手をよく観察して、自分にできることは何かを考え、その人のために役に立つ「ちょっとした気配り」を積み重ねていくー。「見せかけ」ではなく「本物」の気配りを習慣にする方法を、伝説の営業マンが教えます。
紅薔薇さまである福沢祐巳は、薔薇の館に向かう途中で植え込みの陰にしゃがみ込む人物を見つける。それは祐巳の担任・鹿取真紀先生だった。何事かに悩んでいる様子の先生を薔薇の館へと招待し、祐巳は薔薇ファミリー内でブームになっているハーブティーを振る舞うが?先生とのお茶会をきっかけに、表題「フェアウェルブーケ」ほか、リリアン女学園の生徒が紡ぐストーリー、7編を収録。
青森から上京してきた18歳の予備校生は、どのようにして、消しゴム版画家にして名コラムニストとなったのか。他の追随を許さない鋭い批評眼は、いかにして生まれたのか。なぜ、魅力的で非凡な文章を書き続けることができたのか。ナンシーを知る人たちへのインタビューとともに、彼女自身の文章に垣間見えるいくつもの物語を紐解きながら、稀代のコラムニストの生涯に迫る。
知性派として知られる宮本恒靖が、プロ選手としてピッチで感じていたこと、考えていたことをベースに、独自のサッカー観戦術を、わかりやすく解説。「ボールを持たない選手の駆け引きを知る」「ピッチは4つのゾーンに分けて観る」など、少しの視点の違いで、試合の観方がガラリと変わる。