わたしの名前は愛です。わたしの体の中で水着をつけている所をプライベートゾーンといいます。自分の体と心を自分で守ることの大切さを描きます。
ぼくの名前は海です。ぼくはどこから生まれたのか?どのようにしてぼくが生まれたのかをさわやかに描き、ぼくとして生まれたことの喜びを語ります。
うちのなかは、かばくんとおかあさんのふたりきり。かばくんは、「さあ、なにしてあそぼうかな。」でも、おかあさんは、「さあ、おせんたく、おせんたく!」
詩織の母はいまわの際に「トランプの本」と言い残して病死。そして、詩織の父・大輔も出張先の広島で「トランプの本」を見つけたというダイイング・メッセージを残して非業の死を遂げた。さらに大輔の部下、野木もまた九州・柳川から「面白い物を見つけた」という葉書を詩織あてに書いた直後に失踪。途方にくれる詩織がたよれるものはもはや浅見光彦しかいない。ところが、その浅見にも死の影が…。傑作長編ミステリー。
あさま山荘銃撃戦・同志殺害の当事者として死刑判決を受けた著者が、20年の沈黙を破り、初めて明かす事件の全容。
初めて明かす山荘内部の10日間。ブラウン管に映し出されなかった銃撃戦の情況。同志殺害の罪を背負い苦悩する当事者の心の内を綴るドキュメント。
実直な建築家が住むフラットの浴室に、ある朝見知らぬ男の死体が出現した。場所柄男は素っ裸で、身につけているものといえば、金縁の鼻眼鏡と金鎖のみ。いったいこれは誰の死体なのか?卓抜した謎の魅力とウイットに富む会話、そして、この一作が初登場となる貴族探偵ピーター・ウィムジイ卿。クリスティと並ぶミステリの女王がモダンなセンスを駆使して贈る会心の長編第一作。
この絵本では、手遊びや、身体を使った遊びのためのわらべうたを、子ども自身が「これ、やって!」と思うように紹介してみました。
ピーター・ウィムジイ卿の兄ジェラルドが殺人容疑で逮捕された。しかも、被害者は妹メアリの婚約者だという。お家の大事にピーター卿は悲劇の舞台へと駆けつけたが、待っていたのは、家族の証言すら信じることができない雲を掴むような事件の状況だった…!兄の無実を証明すべく東奔西走するピーター卿の名推理と、思いがけない冒険の数々。活気に満ちた物語が展開する第二長編。
空襲で家と家族を失った12歳のハリーは、イギリスの北の海辺を、犬とともに歩いていた。わずかな食べ物を犬と分けあい、親切な人や心に痛みを抱えた人、残酷なゆがんだ人など、さまざまな出会いをくぐり抜けるうちに、ハリーが見出した心の王国とは…。イギリス児童文学の実力派作家ウェストールの代表作。「児童文学の歴史に残る作品」と評価され、世界十数ヵ国で話題を呼んだ。ガーディアン賞受賞、カーネギー賞銀賞受賞。