中学入学直前の春休み、原田巧は父の転勤で新田市へ来た。巧は地元の少年野球チームの捕手・永倉豪と出会い、最高のバッテリーになることを確信する。そして、四月ー。自分の直球に絶対的な自信を持つ巧は、野球部の先輩や顧問の反発をかう。弱小といわれた野球部をベスト8までひっぱっていった監督であり、徹底した生徒指導をおし進める教師・戸村真の圧力に対し、自分たちの自主性をとり戻そうとする生徒たち。巧も自分の直球を信じ、豪や仲間の信頼と弟・青波の存在を支えにして、マウンドに向かう。自分自身でありつづけるための挑戦が、いま始まるー。
この絵本でとりあげたのは、主に親子での遊びです。
中国四川省・三星堆村。その地下には古代史を書き替えるほどの秘密が眠っていた…。三星堆から出土した青銅仮面の謎を追ううちに、古代の奇書『山海経』に隠された史実が明らかになる。
人気のTBSラジオ「誰かとどこかで…七円の唄」の約2万5千通のはがきの中から厳選された170通のおたより、「六輔談話」、「詩」により奏でられる魅力の好評シリーズ第2集。
魯迅の自伝的回想集。革命運動の高揚に伴う激しい弾圧の中で不安定な心境にあった魯迅が、幼年時代から日本への留学、帰国、そして辛亥革命後北京へ出るところまでを描いた10篇に、「小引」「後記」を付す。「藤野先生」「犬・猫・鼠」「二十四孝図」など10篇のどれをとっても、悲憤と諧謔をまじえた魯迅独特の文章を知るのに格好のもの。