1970年から1990年の21年間の各年度別邦楽BESTヒット集。オリコン年間チャートベスト50位以内からセレクトされた30曲のボリュームには誰もが満足、史上初の夢の企画だ。
同じ「君が代」でも、陸上自衛隊用と海上自衛隊用、2つのパターンがあったとは。このCDの解説を読むまで知らなかった。ナチス・ドイツ台頭の結果、日本のラッパ産業が成長したなど、信号ラッパの歴史にもいろいろある。音楽として楽しむのはキツいが。
ヨーヨー・マの弾く研ぎ澄まされたピアソラの曲、自由な発想で活動を続ける葉加瀬太郎のヴァイオリンなど、ジャンルを越えて、クオリティが高くかつ癒される音を集めたコンピ。映画やCMに使われた曲も多数収録。
モデルから女優に転身するも、マニア向きでしかなかった小林麻美が一躍脚光を浴びたのは、向こうの曲をユーミンの日本語詞でカヴァーした(1)の大ヒットからだ。その後は今ひとつパッとしなかったが、全体に漂うアンニュイな雰囲気は彼女ならでは。
往年の名曲をスーパープライスで!
60年代以降、10年単位でのヒット曲集として、すでに50タイトル以上がリリースされているシリーズの70年代総集編。この時代を生きたヒトなら興味の有無を超えて、収録の36曲はすべて知っているはず。ようやく日本でも音楽が財産になってきたのか。
77年発表のセカンド・ソロをデジタル・リマスタリング。村上“ポンタ”秀一、細野晴臣、坂本龍一、吉田美奈子、斉藤ノブなど錚々たるミュージシャンたちのサポートを得て、少しずつソロとしての方向性を確立する過渡期的名作。ボーナス・トラックを3曲収録。
70年代にイギリスからタータン・チェックのファッションで登場したアイドル・ポップ・グループ、ベイ・シティ・ローラーズのベスト。「サタデイ・ナイト」や「バイ・バイ・ベイビー」など彼らのビッグ・ヒットを収録。
14作目となるオリジナル・アルバム。失恋の心の傷が大きくならないように、微妙に距離をおいた淡い関係、そんな恋愛を想像させる乙女の思いが、乾いた情感のように感じられる。そのヴォーカルが徐々にキーの低いユーミンのように思えてくるから不思議。
長渕自身による選曲のベスト・アルバムで、デビュー作から最新作『空/SORA』までの中より27曲を収録している。36ページにわたる写真集付きで、順を追って聴いていくと、ルックス、歌の内容ともに、大幅に変わってきたことが実感できる。
2004年夏、故郷・鹿児島は桜島での、朝までライヴ4枚組。オープニングからエンジン全開で最後まで突っ走る。相当なアクの強さだが、これほど支持されるのは、捨てきれない青臭さが、純粋さにつながっているからだろう。キヨハラ系ですな、この人は。
鳥羽伏見の戦いに敗れ、ほうほうの体でなんとか函館にたどり着いた旧幕臣たちは陣を布くが……榎本武揚と“新撰組”土方歳三という対照的な生き方をした2人を演じるのは里見浩太郎と渡哲也。
TVシリーズ終了後7年を経て制作された劇場版。ある爆破事件に端を発し、やがて恐るべき犯罪集団の存在が明るみになる……。すっかりおなじみとなった個性的な港署の面々が勢揃い!
ようやく逮捕した犯人に逃げられたタカとユージ。しかも押収した武器が国際テロ組織によって奪われてしまい……。彼らにとって最後の敵は、これまでとはケタ違いのスケールの大きさ!
1976年10月から約1年間にわたって、日本テレビ系列で放送された青春ドラマ。大学生オッスとその親友チュー、勝気な女子大生カーコの3人による、鎌倉での共同生活を描いたちょっぴりほろ苦い青春模様が堪能できる。
ソロ第2弾。ブルー・ハーツでのロック野郎的イメージはあまりない。曲調は様々であってもアコースティックで、基本的に“うた”を聞かせる作品だ。無器用な歌い方が逆にリアリティを生み、心に引っかかりながらもなごむ。(7)(11)のカヴァーのセンスも好き。