中朝国境の大河・鴨緑江を挟んで北朝鮮・新義州と向かい合う中国・丹東。この2つの都市は、世界に広まったその断絶のイメージとは異なり、国境を挟んだ多彩で活発な交流によって、互いを支え合う国境都市だ。それは脱北者たちの脱出ルート、あるいは北朝鮮の鏡とは異なる姿といえる。そこで北朝鮮人・北朝鮮華僑・中国朝鮮族・韓国人の4集団および中国人たちは活発に貿易し、交流を繰り広げる。こうした暮らしぶりを丹東の人びとは「鴨緑江には国境がない」と表現する。韓国の気鋭の人類学者が中朝国境都市・丹東に赴いて彼らのあいだで暮らしつつ、こと細かに観察してしたためた迫真のルポルタージュ。
朝4時〜9時を充実させたウイークリー、早起きのコツ“ガバ起き”のススメ、「種まき」時間のマトリクスを活用する、早起きの達成感を得るためのポイントルールetc…ストレスフリーの「朝時間」活用術。「今日から、朝4時起き!」の決意が無理なく続く、朝活する人のための手帳です。
朝鮮通信使がもたらした文化と経済の一大交流!鎖国の時代において、朝鮮通信使は海外の先進文化をもたらす憧れの存在であった。幕府は国家的な予算を投じて通信使を歓迎。巨額の経済循環と文化交流が生じる一大事業を、一手に任された対馬藩の奮闘と実態に迫る。
「すぅっ」「ぴたっ」「ぴょん」のリズムで楽しく感覚がつかめる!年賀状から、よく使う姓名・地名、のし袋、履歴書まで今すぐ使えるお手本が満載。俳句や和歌、詩、古典などで楽しみながら練習できる。
十八歳から二十九歳まで、デビュー前の未刊行作品集成。奇跡の復活をとげた作家の未刊行作品十編。
「右大臣実朝」は、戦時下に書かれた太宰治(1909-48)の歴史小説。歌人にして為政者、中世の動乱期に悲劇的な最期を遂げた源実朝。そこには破滅に突き進む同時代への作者の想いが託されていた。歴史文献『吾妻鏡』に記された内容が、独自の幽美な文体によって解き明かされていく。本作の創作の経緯を解き明かした随想、「鉄面皮」を併載。
「戦争と革命」の嵐に翻弄される人々の鮮烈な群像劇。愛憎相半ばする一族、戦争と革命、陰謀と謀反、弾圧と殺害、性愛と嗜虐…王朝の絢爛たる歴史絵巻と血にまみれた「秘史」を、英国の歴史家が精彩に物語る。カラー口絵16頁・地図・家系図・人物紹介・人名索引を収録。
「鎌倉殿」のその後と「逃げ上手」の真の姿まで歴史的動乱がまるわかり。
朝に読む、365日分のメッセージ。こころに耳を澄ます朝の詩。生まれ変わったように、新たな一日一日を生きる…。特別に朝のために編まれた、インドの神秘家・OSHOの言葉。生きることの根源的な意味と、自分を見つめ活力が与えられる、覚者の日々のメッセージ。好評「夜眠る前に贈る言葉」の姉妹書。
江戸に炎熱舞い落ちる頃、稼ぎが減って干上がる間際の坂崎磐音。逐電した、見世物一座の妹の捜索を引き受けたが、思わぬしっぺ返しに遭う。休む間もなく、御城の石垣普請のため熱海の石切場巡見に向かう今津屋一行に、友の柳次郎らと同行。普請奉行の怪しい素行を垣間見て、自ら調べを進める最中、柳次郎が行方不明になった!
“速報”朝起きたら、世界各国にダンジョンが出現していたー。しかも普通の高校生・九重大樹の部屋の引き出しにもダンジョンが出現!無限に湧くスライムに頭を悩ませながらも、引き出しダンジョンを隠し通す日々。世界はあっという間に“ダンジョンブーム”に。そして冷静に時勢を見極めているはずの友人・広瀬裕二と柊雪乃の家庭の事情に巻き込まれ、大樹たちは揃ってダンジョン探索者免許を取得することにした。資格試験を無事に合格した三人はいよいよダンジョン攻略を始めるのだが…それは想像以上に苛酷なものだった!リセットがきかない現実世界で、平凡な高校生たちがモンスターが跋扈するダンジョンへと挑む!