精神科で行われている「診断」と「治療」をできるかぎり簡潔・具体的に記述。患者の診断・治療に際しての「カルテの書き方」を色付きのボックスに提示。各向精神薬について具体的な処方例を挙げながら紹介。専門・非専門問わず、現場で役立つエッセンスが満載!
捨てられ、いじめられ、血まみれになって、わたしの前にあらわれたコロ!四ひきの兄弟たちとひきはなされても、農園のかたすみでたくましく生きていく子犬のコロへ、作者が捧げる愛の物語。
艦船35隻、航空機8機ートラック環礁の深海に眠る哀しき兵士たちの柩のすべてを、自ら潜水してその目で見、たしかめ、撮影してきた熱血ダイバーがおくる衝撃のルポ!生存者や遺族を探しもとめて取材し、貴重な証言をえて、写真240葉とともに掘り起こした迫真のノンフィクション!
衣・食・住、さまざまなしぐさ、病いと死、自然や動物、神々。日々の生活のなかでこれらをめぐる日常的な、あるいは非日常的な感覚対応に着目し、「からだ」と「こころ」のありようを考える。
富士守田市を潰滅させるに至った魔教・苦止縷得宗の暗躍を封ずるため、吉水都道和尚と都英父子は、弘前の誓金寺へ向かった。苦止縷得の法具・三角金字塔が青森県下にあり、誓金寺の古文書が盾がかりになることがわかったからだ。だがそのころ、誓金寺では、秘仏を納めた櫃から血があふれ出る怪異が起こっていた。秘仏は血の涙を流し、三百数十年の時空を超えて、恐るべき警告を発していたのだ。〈逆宇宙〉の侵攻による、怪魔〈網古〉復活と、金字塔のおぞましい秘密がその内容だった。何としても金字塔を邪教の手に渡してはならない。法具をめぐり、都英らと妖術僧団との闘いが始まったが-。邪悪な逆宇宙存在との凄絶な闘いを描く、好評書下しシリーズ第3弾!
パパが死んで、とうとう一人ぼっち。でも「陽気で一本気、それに勇気と少しばかりの知恵をプラス」して、チョッちゃんこと黒柳朝さんは第二の青春へ旅立つ。子育てのこと、老後の生き方、女性の自立-黒子役から、いまは主役になった朝さんが、体験談のかずかずで贈る愛情きらめくメッセージ。
富士山麓の樹海、苦止縷得宗の石窟寺院をその地下に秘める原生林が鮮血に染まる。魔教の盟主・威明に叛旗をひるがえし、四大法具のうち二つまでも手に入れた白凰坊の一派が、威明派て秘術を尽くして妖術戦を繰り広げているのだ。白凰坊は威明と、互いの派閥の代表戦で法具の帰趨を決めると同時に、黒富士入山の妨げとなる共通の敵、比良坂や都道和尚らを斃す邪悪な取り決めを交わした。逆宇宙の本格的な侵攻が迫るなか、逆宇宙ハンター・比良坂は、魔教の根本教義を解き明かしつつあった。だが、比良坂の身は妖術攻撃によって深くむしばまれ、不死者・尾瀬泰吉のもとで修行を続ける春夫もまだ戦列には戻れない。比良坂らの苦闘を嘲笑うかの如く、悪疫と破壊と殺戮の嵐が関東一円に吹きすさんだ!魔術と妖術の世界の第一人者がおくる書下しシリーズ、会心の第4弾!