「フィールド版 鉱物図鑑」の続編。前版に収録できなかったものと前版と産状が異なるものを収録。鉱物の色別にまとめ、鉱物名、英名、結晶系、産状、解説文などを記載。巻末に和名と英名の索引が付く。
十津川警部は、暴力団組長の殺人罪を立証する重要な証人を、札幌地裁に護送することになった。タイムリミットは、深夜零時!組員たちは、悪徳弁護士佐伯の指示に従い、証人の暗殺を狙う。折からの航空ストのため、東京から札幌へは、乗り継ぎが必要となる。東北新幹線、在来線、青函連絡船、車、チャーター機-追われる側となった十津川と佐伯の虚々実々の攻防。
本書では、沿線の景観を含めて面的に非常に豊富な情報を提供してくれる「地形図」を時代ごとに観察することで、日本の近代化とともにあった鉄道の足跡を物語る路線の改廃ー栄枯盛衰を概観できるようなものを目指した。
ミナサン、ミナサンハ、僕ノニホン語ノ何ガオカシイノデショウカ?帰国子女、コモリ君は文章語で話すおかしな小学生。ニホン社会の異分子として日本語に出会い、格闘し、教える側にまわるまで、近代文学研究の論客、小森陽一の日本語とのタタカイの記録。
名バーテンダーが語る。カクテルと人生。
北は北海道から南は鹿児島まで、今も現役で活躍し続ける路面電車。高度成長期に自動車社会の到来とともに、次々と姿を消していったこの路面電車が、環境問題や渋滞解消、またバリアフリーなどの観点から、いまあらためて注目されている。行き詰まりを見せている都市交通問題を大きく打開する可能性をもったシステムとしての路面電車を考える。
あの岡田監督が、帰ってきた。クラブチーム監督未経験の代表監督としてW杯初出場。辞任後はJ2コンサドーレ札幌を率い、2年後にJ1昇格を決めた。波乱の道を歩んだ指導者の胸の内に、朝日新聞サッカー担当記者が熱く迫る。
全国に農業の科学・歴史・文化等を伝える、ユニークな「農業博物館」が数多く存在している。特に近年は自治体レベルで、子供たちや一般の消費者が農業を体験的・能動的に学ぶことのできる博物館・資料館を作ろうとする動きが出始めているようである。現在、一般に広く公開している見学施設が約5,000館。本書はこれらの中から農業に関わる展示を行う100施設を抽出し案内を試みた。
東京国際フォーラム、幕張メッセ、ウルサンサッカースタジアムなどを設計した建築構造界の第一人者が語る初めての書。構造家の夢と役割。
デフレの象徴と騒がれた激安の牛丼。低価格を可能にした要因は、牛肉ばかりでなく実はコメにこそあった。-“きらら397”、昭和六十三年に北海道立上川農業試験場で開発された、いわば究極の品種。大量生産ができ、安価にして良食味。それは「北海道で美味しいコメは絶対に無理」といわれた常識を見事に覆したブランド米である。その開発の裏には、品種改良に挑む研究者、あるいは地元農家の、不屈の努力があった。
ススキノのクラブ「ユリアンヌ」に時折現れる謎めいたプロモーター白井。彼が一人で飲んでいる夜に限って、店に白井宛の電話がかかってくる。ママにとっては妙に気になる客であった。一方、浅見光彦が捜索を依頼された失踪人・戸田は、その白井の身辺を探っていた。戸田が残した不可解な盗聴テープに興味を惹かれ、浅見は札幌へ飛ぶ。次第に姿を曝す北海道開発の巨大な黒い利権、タブーに近付く浅見光彦にも危機が。
高倉健が足繁く通った札幌の寿司屋。昼だけで500人が押しかける定食屋。ブリュッセルの人々に愛され続ける豆腐店。伝説のギタリストが営む沖縄のビーチ・バー…。人を惹きつけてやまない店には、とびきり個性的で魅力的な主たちがいた。そこで供される料理以上に味わい深い、16人の人生ー。ずっしりとした感動が残る、珠玉のノンフィクション。
あまりにも有名な「夜霧よ今夜も有難う」をはじめとした全20曲を収録した。去りゆく時への郷愁とともに生きた名曲の数々が、歌謡曲の魅力を新しい世紀へと伝える。裕次郎の軌跡がここに。