東京は地方の富を収奪することで今日の繁栄を手にしたのではない。その歴史を通じて魅力的な都市になるための努力をしてきたのだ。そして、戦前は東京以外の都市も努力を惜しまず、それぞれの特色ある繁栄を謳歌していた。ところが戦後になって、中央が集めた税を地方に分配するシステムが完成すると、努力は忘れられ、地方都市は魅力を失い「ミニ東京」になりはてた。「地方の時代」を本当に望むのならば、システムを根本から変革しなければならない。
北は北海道から南は鹿児島まで、今も現役で活躍し続ける路面電車。高度成長期に自動車社会の到来とともに、次々と姿を消していったこの路面電車が、環境問題や渋滞解消、またバリアフリーなどの観点から、いまあらためて注目されている。行き詰まりを見せている都市交通問題を大きく打開する可能性をもったシステムとしての路面電車を考える。
あの岡田監督が、帰ってきた。クラブチーム監督未経験の代表監督としてW杯初出場。辞任後はJ2コンサドーレ札幌を率い、2年後にJ1昇格を決めた。波乱の道を歩んだ指導者の胸の内に、朝日新聞サッカー担当記者が熱く迫る。
ホストにはまってしまったうさぎと、ホストなんてぜんぜん興味がないくらたまが、ホストクラブの聖地・歌舞伎町から、札幌、名古屋、大阪、福岡、沖縄まで、日本中のホストクラブを、覆面取材で訪れ、ホストたちに突っ込みまくる!日本各地でおいしいものも食べまくりっ。語り下ろし対談と描き下ろしマンガも満載。
「真心を届けたい!」たった一つの荷物にも、涙を流し、腰が折れるほど頭を下げ続けた…。全国各地で「宅急便」に青春を懸けた若きセールスドライバーたちの挑戦。
西欧に追いつこうとした近代日本が官民を挙げて取り組んだ土木建築事業の精華を網羅。北海道から静岡まで、現存する102の「遺産」を背後に横たわる多彩な人間ドラマとともに紹介。『読売新聞』日曜版の講評連載、待望の単行本化。
大人でなければ似合わない店がある。稀代のグルマンが厳選した「真正なる」料理人の店49。
ススキノのクラブ「ユリアンヌ」に時折現れる謎めいたプロモーター白井。彼が一人で飲んでいる夜に限って、店に白井宛の電話がかかってくる。ママにとっては妙に気になる客であった。一方、浅見光彦が捜索を依頼された失踪人・戸田は、その白井の身辺を探っていた。戸田が残した不可解な盗聴テープに興味を惹かれ、浅見は札幌へ飛ぶ。次第に姿を曝す北海道開発の巨大な黒い利権、タブーに近付く浅見光彦にも危機が。
ASKAのソロ『ASKA CONCERT TOUR GOOD TIME』に続いて、CHAGE&ASKAの映像作品が発売。2003年の年末に行なわれたカウントダウン・コンサートの模様を収録。ライヴ音源を収めたCD付き。
土木の教授として格闘する建築家、その思考と眼を凝縮したフォトエッセイ集。
一介の寿司好きサラリーマンが身銭を切って歩いた、食べた、そして学んだこと!!自腹だから真剣だ!個性豊かなオヤジ達と格闘しつつ自分の目と舌で確かめた納得の名店46店と知恵の数々。
ラーメン界の達人10名が厳正審査!全国4万3000杯の中から頂点に輝いたBEST300杯。
“走るホテル”と呼ばれた寝台特急のホイッスルが鳴り響く。「銀河」「あかつき」「富士」「はやぶさ」「北陸」「日本海」「あけぼの」全行程乗車記。昭和を駆け抜けたブルトレ全32列車の貴重な記録。
「乗る」黒部、嵯峨野の観光トロッコや“生駒ケーブル”など、おもしろ列車を堪能する。「撮る」海と紀勢本線、山と高山本線など、路線の特徴を生かした撮影地実践ガイド。「知る」各地の鉄道博物館をはじめ、廃線、鉄道遺産、保存車両や駅なども情報満載。「食べる」鉄道模型が走るカフェ大集結。グルメ列車や各地の一押し駅弁もたっぷり。
ラーメンの話をしませんか?正しく、旨いラーメンを求めてマンガ者とワイン者が本音で語るここだけのラーメン話。