本書では、まず北海道の火山についての概説をおこない、その後、「火山地形と火山の構造」について簡単に解説し、さらに日本列島の火山から噴出する「マグマの成因」についての最近の考え方を紹介します。そのうえで、雌阿寒、十勝、恵庭、樽前、有珠、北海道駒ヶ岳の各火山について取り上げています。さらに、巻末には簡単な用語解説がのせてあります。
五体満足、十指満足が不思議なくらいの波乱に富んだ翔馬の人生。壮絶な馬券買いで負け組の泥沼にハマる。遂には追いつめられて、北都・札幌に落ちのびる。そこで人生最大の逆転劇が始まった。競馬で儲けるのなら下級条件のレースしかない。駄馬がいつ激走するのか見抜くこと。「翔馬指数」なら、それができる。それともうひとつ、本命党は破綻する。これがギャンブルで幾多の死線を超えてきた翔馬の結論。
本書では、沿線の景観を含めて面的に非常に豊富な情報を提供してくれる「地形図」を時代ごとに観察することで、日本の近代化とともにあった鉄道の足跡を物語る路線の改廃ー栄枯盛衰を概観できるようなものを目指した。
現在全国で活躍している路面電車の現況をまとめたハンドブック。現在の路線や沿線はどうなっているのか、使用されている車両はどのようなタイプか、どのような歩みをたどったのかの3点にポイントを置いている。データは平成11年(1999年)11月30日現在。各交通機関ごとに開業、路線と距離、停留場数、軌間、電圧直流、車両数などを掲載。
北の都、70年の変貌。いま高層ビルが建ち並ぶ通りも、40年前は屋台や古道具屋だった。めまぐるしく変わってきた札幌を、写真と文で対比する過去と現在。
名バーテンダーが語る。カクテルと人生。
全国に農業の科学・歴史・文化等を伝える、ユニークな「農業博物館」が数多く存在している。特に近年は自治体レベルで、子供たちや一般の消費者が農業を体験的・能動的に学ぶことのできる博物館・資料館を作ろうとする動きが出始めているようである。現在、一般に広く公開している見学施設が約5,000館。本書はこれらの中から農業に関わる展示を行う100施設を抽出し案内を試みた。
都内のホテルでフレーバリストと呼ばれる食品香料の研究者が殺された。被害者・向井紅美子の友人である近石朋恵は、第一発見者となり、現場に残された“6333”の数字を目撃する。謎の数字は何を語るのか?さらに紅美子の名前を騙ってホテルを利用していた不審な女の存在が浮かび上がりー。朋恵の要望に応え、捜査に乗り出した宮之原警部は、事件の真相に迫るが…。司法の闇を抉る長篇ミステリー。
東京国際フォーラム、幕張メッセ、ウルサンサッカースタジアムなどを設計した建築構造界の第一人者が語る初めての書。構造家の夢と役割。
現在、全国21の都市で活躍している路面電車を、北は北海道の札幌市電から南は九州の鹿児島市電まで紹介したものである。
旅とは、本来、「線」のはずだった。それが「点」と「点」を結ぶだけになり、風情が失われてしまった!汽車旅はそんな「線」の感覚を取り戻してくれる。
札幌に住む坂本留実は、戸惑いを覚えていた。突然自分の口座に五百万円が振り込まれたのだ。振込人は、新人作家で、短期間だが、留実が初めて愛した男・鳥海昌夫。五百万円は昌夫が小説で受けた賞の賞金らしい。そして、一ヵ月後、彼は焼殺死体となって発見された。途方に暮れた留実は、鳥海の担当編集者だった笹谷美緒に連絡をとるが…。壮・美緒が二転三転の謎を解く。
北海道新聞「おふたいむ」に連載した「味の探訪」から「味漫遊」までの飲食店101店を厳選。こだわりの味、こだわりの料理人を一挙紹介。
本書は、これまでの事業の実績を踏まえ、これからの医療施設経営にとって役に立つ知見を、一冊のハンドブックとして取りまとめたものである。