東京で大繁殖しているアオマツムシが今年も鳴き始めました。多分、この秋も、夜空いっぱいに鳴き声をひびきわたらせることでしょう。一方、札幌では、10年前にはかなりの広さで空き地があったのですが、ここ数年の急激な人口増加で、それらの空き地には住宅が建ち並び、カンタンの生活環境をおびやかしています。この本で、生きものたちの「環境と適応」について考えていきたいと思います。
昭和2年、東京に地下鉄が走って以来60年、今や9都市で颯爽と走り抜ける地下鉄に迫る。歴史から各都市の地下鉄の特徴、乗り歩きの見どころ、ミニ知識や車両、信号、集電まで各路線のデータ、雑学まで情報満載。日頃便利な足として利用する地下鉄を改めて見つめたい。
強大な陸上戦力のスミノフ侵攻軍を前に、88式戦車やハリアー戦闘攻撃機で応戦する北海道島IBM軍。だが総本部によって核の無制限使用を封じられた防衛軍は、次第に追いつめられてゆく。そして-ついに陥落する札幌。孤立したニセコ要塞では、“1986世界”の謎を解き、戦争終結をめざす密かな努力が続く。一方、IBM総本部では、空母機動部隊による日本海大反攻作戦が準備されていた。『ニセコ要塞』シリーズ第1期完結篇。
北海道最大の産業であった石炭は、補助金づけの中で遂に国際価格の3倍となり、ほぼ壊滅したといってよい。道内の主要産業はおしなべて不振、不況の中にある。この間、運炭鉄道のみならず、地方鉄道、軌道も続々と廃止され、最後まで残った三菱石炭鉱業も閉山に先立って廃止を迎えたのは周知の通りである。この小冊でご覧いただく私鉄等は、札幌市の路面電車がすすきの付近に8.4キロ残るのみ。あとはすべて姿を消してしまった。
近代建築の専門家二人が、ペンとカメラを手に、日本全国、はてはアメリカまで訪ね歩く。建物と人間たちをめぐる、魅力に満ちた物語の数々。カラー写真満載。
午後7時に札幌にいた男が、函館駅17時12分発の特急「北斗13号」に乗ることができるか?午後9時すぎ、札幌駅に到着した同列車内で刺殺された石本功は、まさにこのケースだった。私立探偵石本は、たしかにその夜、駆け落ちしたエリート社員田宮とOL市川真代を、札幌の中島公園で尾行していた。さらに、この2人を追い札幌入りした田宮の妻はるみもホテルで殺害された。指名手配される田宮と真代。ところが、なぜか田宮も失踪、困惑する真代の前にあらわれた美人弁護士。札幌駅を起点に定山渓、豊平峡を巡り、事件は意外な展開を…。十津川警部、亀井刑事、道警三浦警部のトリオが真犯人の罠に挑む大人気“駅シリーズ”第5弾。
千葉の幕張メッセ、横浜のみなとみらい21…。国際化と地域の活性化にむけて次々と着手されるコンベンション都市構想。欧米の事例をもとに、参入企業が相次ぐわが国の現状を徹底ルポ。
日本全国の世帯数が約4000万、その4分の1の実に1100万世帯が今や生活協同組合に加入している。しかも現在、増加中であるという。恐るべき数字である。日本一のビッグストアー、ダイエーが、もはや生協の力を無視しては全国展開ができなくなっていることはいうまでもない。本書で語られるこれら偉材の販売提携、金融自由化等における劇的な流通戦略が見ものである。
札幌五輪でのジャンプの星・杉選手が、練習中、締め金具をはずされてか、助走路に転落。補欠の星野選手も出場権を得た。二人はビジネス仲間で、同じ札幌夫人に想いを寄せる。大会後、杉の勤める石油コンビナートが爆発。疑惑の人、星野が絞殺死体で発見された。さあ、酒島警視の登場だ。白銀を舞台に描くロマンミステリー。
上り寝台特急「北斗星」が函館を出て一時間後、ロイヤルルームで男が服毒死、同室の女が姿を消した。殺人と断定した捜査本部は動機の面から、札幌でブディックを経営する永倉麻友子を突きとめたが、彼女にはアリバイがあった。一方、死因に疑問を抱いた元刑事の栢次郎は友人の高比良亮と、男の単身赴任先である札幌と東京に別れ独自の調査を開始したが…。錯綜する殺意と不可能犯罪の謎。やがて栢が掴んだ意外な事実と第二の殺人。
札幌を紹介する英文のガイドブックが、本市在住のハワード・ターノフさんを始めとするボランティアの方々の手により発行の運びとなりました。これまでのガイドブックでは取り上げられていなかった観光や生活する上での詳しい情報を、じかに歩き回って集められたとのことで、札幌を多くの方に知って頂くのに大変役に立つガイドブックの誕生です。
これ一冊で“夢の超々特急”がわかる。磁力で車体を浮上させるのはなぜ?搭載された超電導磁石の役割は何?JR式とHSSTとはどこが違う?「リニア」の秘密を徹底解明。