五月のある夜、東京の井の頭公園で、東陽工機社員、仙崎が「スズ…」という言葉を残して毒殺された。その一カ月後、札幌・円山公園の池で、島本という男が刺殺体で発見された。なぜか、その死体にはスズランの花が添えられてあった。警視庁捜査一課の勝は、二つの殺人に関連があるとにらみ、北海道へ飛ぶ。浮かんできたある事件と、謎の美貌の女の影。だが、事件のカギを握ると見られる謎の女の行方はいっこうにつかめなかった。進展しない捜査の中、第三の殺人が!連続殺人の背後に隠されてた恐怖の事実。アッと驚くドンデン返し!本格推理とロマンチシズムとの融合に成功した「花伝説シリーズ」第一弾。書下ろし長編推理小説の秀作。
北の味処の要・札幌を徹底的に探求。全店現地取材をし、特に地元の人がひそかにあたためていた店、こだわりのある店に注目。足と舌で探しあてたとっておきの味の店ばかり約300店余りを紹介。札幌の中心はもちろん、地下鉄沿線、郊外の店、さらに小樽の店もピックアップ。旅行で訪れた人も、札幌っ子も見逃せない味の情報が満載されています。
地球規模で展開する経済・社会のいまを国内外の都市、地域の動きに重ねながら日本の進むべき方向を探る。
ハイテク機器を駆使した旅客機も、地上を飛びたてばジュラルミン製の密室になってしまう。ヤーさんはからむし、立派なオヒゲはいたずらをしかけてくる。こともあろうにお化けまで出てくるのだ。とはいえ「国内線デス」ほどおもしろいものはない。涙と笑いの豪華缶詰。
国会議事堂、第一生命館、川奈ホテル…。近代日本の名建築をたずね、建物と、それをめぐる人間たちの姿を浮かび上がらせる。軽妙な筆致と豊富なカラー写真が評判のシリーズ最新刊。カメラとペンで追った名建築と建築家たちをめぐる物語。
近年の“リゾート・ブーム”は余暇時間の増大、またそれに伴う時間消費型レジャーへのユーザーの意識の傾斜等、さまざまな要因があげられていますが、我が国だけのものではないことから、時代のニーズともいうべき、世界的な、ひとつの大きな潮流ということができるでしょう。こうした波を受け、近年のリゾートホテル建築も大きな変化を遂げています。本書は、建築デザイン、インテリア等に優れた、代表的な50施設を集載したものです。
函館山中で白骨死体が発見された。死体は1年前に失踪した、もと帝都大学勤務の女性と判明。一方、青森から上野へ向かう寝台特急「ゆうづる」の車内で退職刑事が殺された。そして死体からは帝都大学の電話番号が書かれたメモが。事件の謎を追う壮と美緒。二転三転する犯人像と鉄壁の時刻表トリック。アリバイ崩し力作。
札幌での結婚式に出席後、東京に戻った淵川志郎を待っていたのは、ナイフを突きたてられた妻・真佐子の死体だった。しかも、完全密室での犯行だった。捜査に乗り出した警視庁捜査一課の八木沢警部補は、ある人物に重大な疑いを抱く。だが、その人物には、絶対のアリバイがあった。一方、淵川と札幌まで同行した紺野綾子は、急遽、札幌行きを取り止めた恋人の副島優樹の行動に不審を抱く。ゆれ動く女心。東京ー青森ー札幌をつなぐ完全犯罪の罠。鉄壁のアリバイと密室殺人の謎にたち向かう八木沢の活躍を描いた、書下ろしハイウェイ・ミステリー秀作。“アリバイ崩し”に新境地を拓いた問題作。
午後七時に札幌にいた男が、函館駅17時12分発の特急「北斗13号」に乗ることができるか?午後九時すぎ、札幌駅に到着した同列車内で刺殺された私立探停石本功は、まさにこのケースだった。石本は不倫で駆け落ちしたエリート社員とOLを尾行していた。…札幌駅を起点に定山渓、豊平峡を巡り、事件は意外は展開を。十津川警部は真犯人の罠に挑んだ。
情報量NO.1春夏秋冬の素顔をキャッチ。見やすさNO.1 20万分の1ロードマップ掲載。
この本は、クルマででかける方にとって便利なように編集してあります。地域へのアプローチ、各ポイントへのアクセスの2本立てで、できるだけ具体的にガイドし、さらに検索しやすいように考えました。