産経新聞に連載した「草木スケッチ帳」の一九九六年春以後二〇〇二年春までの中から、山菜や野の果物、ハーブや薬や染料として利用される植物にふれた文章と、自然観察や自然保全について述べたものをまとめた。
青果物をめぐる流通システムはこれまでなかった構造変革期を迎え、これまでの主たる担い手であった卸売市場と系統共販は輸入農産物の増加と市場外流通の拡大によって大きな改革を迫られてきている。本書は青果物流通システムの変化をできるだけフードシステムの視点を入れながら解明し、産地の再編戦略、流通システムの国際比較を踏まえて青果物流通システム論の方向を模索することを目的としている。
本書は、青果物集出荷組織について、その施設の保有状況、集出荷の活動状況等の実態を明らかにすることを目的として、平成13年に実施した青果物集出荷機構調査の結果を、野菜・果実別、全国・都道府県別に取りまとめたものである。
本書では、それぞれ決まったパターンで作成されている各種統計を、別の角度から整理しグラフ化させる、他の統計類(貿易統計、家計調査、人口統計調査等)とクロスあるいは連携した形で比較・整理する、できるだけ時系列的な整理をして、トレンドを長期的にみるなどの工夫をすることによって、従来からある統計類とは別の視点で、卸売市場の現状を見る。別の視点、視角からみれば、卸売市場の現状やトレンドにも、新しい発見を得られるに違いない。そのような狙い、意図をもって本データブックは制作された。
日本の幽霊は柳の下に「出」ますが、フランスでは、le revenantと言い、あの世から「戻って」きます。この違いは何でしょう?ことばの裏側に隠れた世界を想像しながら外国語を学べば、楽しさは倍増。小径を散歩しながらの話題は、語源、意味、用法をめぐって連想の赴くままに広がる語学エッセイ。
本報告書は、平成13年に全国の主要青果物卸売市場で取り引きされた野菜と果実を、卸売数量、卸売価額は野菜47品目、果実54品目・品種に分類、調査し、また、転送量はそのうち野菜46品目、果実45品目・品種について調査した結果を取りまとめたものです。
本書は、青果物の産地集出荷から小売段階に至る各流通段階の価格形成と、これに要した流通経費の実態を把握することを目的として、平成14年に実施した「食品流通段階別価格形成追跡調査青果物経費調査」の結果を取りまとめたものである。
伝統的な有機農業の見直しから、バイオテクノロジーによる品種改良まで、生産現場の新しい動きをわかりやすく紹介。小学校中学年〜中学生向き。
個食・飽食の時代に、栄養のバランスや健康を気遣って、多種多様な食品の中から、食物を選ぶ能力を育てます。好ましい食生活の基本となる味覚形成や食べ方を幼児期から学んでいきます。食べ物を与えてくれる自然への感謝の心、豊かな食生活の楽しみを覚えていきます。
楽しく作っておいしく食べる。
菜の花やレタスの鮮度は切り口に出る/トマトは冷やしすぎると甘味が落ちる/冷蔵庫に早く入れすぎると熟さなくなる果物がある/畑に生えている形に立てておくと野菜は長持ちする…等々、スーパーの青果担当だった著者が、こっそり教えてくれる90種。