みずみずしい詩と写真で贈る、12組の子どもたちの姿。
草津さんちの青ちゃんと、長谷川さんちのみーくんは、お隣同士の幼なじみ。おまけに二人は鷹宮学園公認カップル。危険なムードのパパたちや、学園中を巻き込んで展開する、アップテンポな日常的冒険生活を描いたストーリー「少年よ大志を抱け」・「桃色四月少年」・「少年はゆめをみる」の3本を収録。花丸印、お元気BOYS連作集、登場。
うさぎや、うすや、うしのくそが、おにたいじのすけっとにくる。
本書は、いわさきちひろ絵本美術館の承諾・協力を得て、著者のエッセイ・対談・日記・手紙から文章を抜粋し、編集部で構成したものです。
「ちいさいモモちゃん」の誕生から30余年、日本中のおかあさんと子どもたちに愛されつづける幼年文学の傑作シリーズ。
林静一が母・モモコさんと生きた「戦後」を万感をこめて綴った、悲痛なまでに美しい叙情エッセイ。
構想から十余年、日本語に「人間らしさ」を導入し、言葉を融通のきくものに変え、千年の時を越えて不易な感性を再現した、驚異の古典名訳、ついに完訳。
小さな友だち190点。型紙はすべて実物大。
本書は、戦後日本について何かを知りたいと思った時に便利この上ないハンドブックである。
4才からおとなまで。
核に汚染され鈍い光をはなつ北極の街、つぎつぎに大地から引きはがされてゆく熱帯林、死を待つだけの子どもたちが透明な視線をなげかけながら横たわる難民キャンプ…。世界40か国以上を徹底取材し、’95年『太陽賞』に輝いた写真は、熱く研ぎすまされ、あくまでも被写体にやさしい。本を開いたときにこだましてくるのは、地球の叫びだ。
-世界中の人々を悲しませたミヒャエル・エンデの死。エンデは現代の病根を鋭く衝いたメルヘンの作者として、子供たちばかりか大人の心をも深くとらえている。だが、彼がシュタイナーの強い思想的影響の下で自己形成してきたことを知る人は少ない。本書は、読者とともに名作『モモ』を読みながら、エンデとシュタイナーが紡ぎだす雄大な思想的宇宙へと、私たちをいざなっていく。臨終に立ち会った著者の追悼文収録。
貨幣経済が発達するとともに、江戸幕藩体制は綻び、軋みはじめる。財政難を救った吉宗・鷹山・田沼らの政策・人材登用法・生き方に学ぶ。