恐怖、笑い、涙の読み切り33本!あっという間に読める!あっと驚くドンデン返し!!
京都・祇園。一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉の、人生の機微に通じた言葉が、悩みを抱えた人々の心を癒すー。和菓子屋の女性店員の接客に、華道の家元が「奥義」を感じた理由とは。舞妓修業中に失踪した少女が「舞」で見せた覚悟と奇跡。入院中の子供に贈り物を届ける「祇園祭のサンタ」の正体を知った新聞記者の逡巡…。古都の風物詩と共に綴る、感涙必至の人情物語。
インフィニティ総合学園高等部普通科文系のとわは、新聞部の美織に頼まれて、数学オリンピックに挑戦する数学研究部の取り組みを取材することに。部室にはイケメンだけど制服の着方と粘着質な性格が残念すぎる在、美を追求するロン毛の音楽男子・響、とにかくなんでもがぶり寄る相撲部かけもちの巨漢・章が、1枚のプリントを前にして妙に興奮していた。なんでも数学の難問が出題されたプリントを月曜日に置いておくと、木曜日には、何者かが解答した状態になっているというのだ。ホントは物語の世界に浸りたい文系少女が、変人ぞろいの数学男子とともに、まるで関心のない「木曜日のミステリー」に迫る…!?マスマティックな青春ストーリー。
ことばには内容を表現するだけではなく、“その人らしさ”を表現し、話している人同士の関係を作り上げる働きがある。ことばの背後にある社会の規範や価値観を解きあかす社会言語学の知見から、「名前」「呼称」「敬語」「方言」「女ことば」といった観点を通して、ことばで「自分」を表現するとはどういうことかを考える。
東大卒・日本で唯一のパフェ評論家・斧屋がディープに語る!見てうっとり、読んで深まる最先端のパフェ指南書。老若男女、ビギナーからマニアまで。人生が華やぐパフェの世界を、もっと楽しむための一冊。
千年の時を経ても語り継がれる「小町」の名。実作と伝わる和歌を拠り所に謎多き生涯を小説に紡ぎ、この女性歌人を数多の小町伝説から放き放つ。「百夜通い」とははたしてー平安女流文学の原点がここにある。
驚異の名訳ベストセラー。鬼才・橋本治が古典はムズカシイという常識をくつがえした快著。