さだワールドの集大成盤とも言えるアルバムで、(10)(11)(12)はライヴ音源。(1)はひょんなことから“有名”になったが、彼は淡々と唄うことでここに取り上げられた暗く重い世界により深みを与えている。書く作業と唄うことのどちらにも、表現者としての研ぎ澄まされた業を感じる。
みんな大好き!!アンパンマンのおもちゃは、こちら!
前作以上にバラエティに富んだアーティストが集結した山口百恵トリビュートのパート2。山口百恵を共通項にケイコ・リーと三原じゅん子が同席するアルバムとは何とも痛快。なかでもスネオヘアーの(5)、三原じゅん子の(10)、アダルトな柳ジョージの(11)が印象的。
クロニカルTVエンタテインメント・シリーズの時代劇版。「鞍馬天狗」から「木枯らし紋次郎」、「子連れ狼」「遠山の金さん」「桃太郎侍」など、新旧のチャンバラ主題歌が一堂に会した貴重盤。欲をいえば、「鬼平犯科帳」のジブシー・キングも聴きたかった。
「いい日旅立ち」ではじめて「プレイバック Part2」でおわる1枚目。それを引きつぐように阿木/宇崎作品集の2枚目。これまでのベスト盤とは一線を画する盤である。大瀧詠一作品や「初恋時代」の収録もうれしい。
モモちゃんのデビュー10周年企画としてリリースされた「ラ・ムー」までの時期のベスト・セレクション。作曲家、林哲司のグッド・ジョブ(エエ仕事)集でもあります。エアプレイ・サウンドに乗った、はかなげな唄声に予想以上に和んでしまいました。
近年のベスト曲集、とはいえヒットも少なく印象の薄い曲ばかり。ただ、ラ・ムー時代の曲が何の説明もなく入ってることで、当時のメンバーのセリフ「別に雇われたんじゃなく俺達がヴォーカルを捜してたら菊池桃子が来た」がウソだったと判明した。当たり前か。
アニメ・ジャンル発の廉価シリーズ“ANIMEX1200”第4弾。懐かしのアニメや特撮ソングが、完全デジタルマスタリングの高音質で甦る。初回リリース時のジャケットデザインも嬉しい。
志ん朝といえば、四ツ谷にある某ふりかけ屋のCMやってる人でしょ? それくらいの認識しかない人はこのCDを聴くとよろしい。「芝浜」の魚屋、熊五郎といい、「百川」の田舎男、百兵衛といい、キャラクターが目に浮かぶ。明るく楽しい江戸前の落語なのだ。
70年代青春ドラマの傑作『俺たちの旅』の続編である、『俺たちの旅 十年目の再会』を収録(85年放送)。カースケ、オメダ、グズ六の3人の奔放な生き方が多くの人の共感を呼んだ。
個性的なキャラクターで常に第一線で活躍中の大女優、桃井かおりの初のベスト・アルバム。来生たかおとのデュエットで大ヒットした名曲「ねじれたハートで」から貴重音源までを含む決定版だ。