南蒔生と椙野弓彦は、同級生で、親友で、…そして身体を許し合った恋人同士。そんな二人のクラスに季節はずれの転入生。彼はカリブ海の某王国のなんと、王子さまだった。港の公園で、蒔生が流した涙に魅せられた王子は、外務省を動かして接近してきたのだ。王子の求愛に戸惑う蒔生。いらだつ弓彦。しだいにギクシャクしはじめるふたり。そしてある日、蒔生は王子の泊まるホテルの一室を訪ねるが…。「青春の巨匠」桃さくらが綴る甘く可燐なラブストーリーのはじまりはじまり。
「阪神タイガースは大阪の恥や」そんな論が、再燃しはじめている。今後、プロ球団として生き続ける術はあるのか…。その末期的醜態から蘇生させるための、これが「猛虎復興への完全手引き書」。
『お互いの気持ちが変わらなかったら、五年後のパーティで会おう-』弁護士の網谷青司が、引き裂かれた恋人・神田尚人と交わした約束。だが、その再会を目前にして青司は、大学生の鷺原礼一をかりそめの恋人として抱き締める。別れを覚悟し、わずかな期間に思いの全てをかける礼一。その真摯なまなざしに青司の心は揺らぎながら、運命の日を迎えた-。「永遠の愛」を考える。桃さくらからのメッセージ。
僕-関谷潤-は私立京北学園に通う中学3年生。勉強だけは得意の僕は、今度の試験でトップだったんだ。すると、どういうワケか僕にいわれのないイジメ攻撃が…。そんな僕を守ってくれたのが同級生の立木君。彼はうちの学校には珍しい不良だけど、とにかくかっこいいんだ。そこで、僕も「不良」になることを決意。こんなことも、あんなことも、僕、やっちゃうぞっ。何てったって「不良」になるんだから…。
著者が4年間のイタリア暮らしで知ったイタリア・マダムの美しさの秘密、それはその生き方にあった。そしてそこには日本女性を輝かせるヒントも隠されていた。溢れんばかりのファッション情報、年齢という呪縛に身動きできない日本の女性たちに、自分を表現するファッションとはどんなものか、何をどう着れば自分の美しさをアピールできるのかを、ミラノのマダムを参考に具体的にアドバイスする。日本女性には日本の女性としての「洗練」があり、それは自分らしい生き方の発見から始まると説く。
今まで見たことのないオードリーに出会える限定版。
秋霜烈日の厳しさと、春風駘蕩の優しさとー酸いも甘いも噛みわけた、禅の醍醐味。