電子顕微鏡学はきわめて広範囲にわたるので、その使用される学術用語、研究方法の名称も多岐にわたり、専門分野が少し異なると理解しにくいものがたくさんある。このため研究者がその座右において、必要に応じて容易にその情報を得ることのできる電子顕微鏡学辞典とかハンドブックが久しく切望されていた。しかし辞典は大きすぎて利用には不便であるし、またハンドブック的なものでは目的に十分そわないので、電子顕微鏡学事典として「広範囲かつ専門化し各分野にまたがっている電子顕微鏡に関する事項を広く網羅し、電子顕微鏡利用者、研究者が知っておくべき鏡体構造機能、結像理論、試料作製、写真撮影から像解釈にいたるまでの基本的事項を要領よく解説し、まとめた事典とする」ことを目的として、編集者は計画を立てた。また各項目の有機的な関連を明らかにするよう「見よ項目記号」をつけた。
中世ヨーロッパの実像を、地図と写真で再現。千年間の中世ヨーロッパ全域の歴史を、一冊に集大成。都市と農村の社会構造や生活など文化の諸相を紹介。2500もの地名をふくむ詳細かつユニークな歴史地図。
西暦1500年以降のイスラム世界の動向を詳細に解説。西アジア、中東に限らずアジア諸地域をひろく含む生活・文化の諸相を具体的かつ視覚的にとらえ紹介。イスラム文明と歴史を地図や写真で再現。
現存する世界最古の中国文明がよみがえる。人文地理的・自然地理的な内容を多くの地図に集約。先史時代から1970年代末までの歴史を詳しく解説。農業と食物、家族生活などの中国社会の諸相を紹介。
聖書全体を歴史的にではなく地理的に扱った最初の聖書地図。初めて公開される航空写真や豊富な地図・図版を用いて、文学的・宗教的なものとしての聖書、歴史的背景、主な地域とその遺跡について詳説。
エスキモーからマヤ・アステカ・インカまで、南北アメリカの多様な古代文明を広く紹介。貴重な北アメリカの考古学資料を多数掲載。豊富な地図と写真によりビジュアルに解説。
本書には、レーザーの歴史から、背景となる基礎物理学、レーザー装置とその測定・制御の技術、並びに物理、化学、エレクトロニクス、計測、通信、情報処理、エネルギー科学、材料科学、医学・生命科学への応用など、レーザーに関するほとんどあらゆることの基礎と最新技術の要点が、簡潔に解説されている。
キリスト教世界2000年の歴史を知る決定版。古代から現代にいたる教会の伝統を解説。地図と図版によって教会の姿が浮き彫り。各地域のキリスト教徒たちの生活を描写。
ロシア・ソ連の歴史を黎明期から現代まで解説。豊富な写真・イラスト・地図により視覚的に紹介。新しい研究成果にソ連邦解体までの動向を補足。
地理的観点を軸に政治・社会・文化を幅広く解説。古代から現代に至る日本の姿をユニークに描く。豊富な地図・イラスト・写真による視覚的な構成。欧米における日本研究の現在を示す。