平成の若手爆笑王、桂雀々の第7集。初代・桂春團治の十八番ネタを漫画のように活き活きと描いた「田楽喰い」、奇想天外なSF落語の代表作「さくらんぼ」ほか、ユニークな高座が展開される。
セカンド・シングル。ポップな曲にガーリーな想いを綴った歌詞は、ジュディマリとaikoを足し合わせたようで新鮮。ヴォーカル・作詞・作曲・編曲と多彩な自己表現力に大器を感じさせる。
birdの初のベスト・アルバム。通算5枚のオリジナル・アルバムと20枚のシングルの中から選りすぐりのヒット曲や名曲をコンパイルし、そこに新たな名曲「童神」を加えた全13曲入りの豪華版だ。
西洋や東洋といった垣根を越え、独自の清々しい演奏を届けてくれる二胡奏者の3年ぶりとなるオリジナル・アルバム。NHK大河ドラマを手がける渡辺俊幸、美野春樹といった大御所音楽家がアレンジを担当。
最高の音で楽しむために!
豊郷・八日市で発祥し、後に祭文踊りとして広まり、江州音頭と呼び名が定着した滋賀県近郊の盆踊りの定番、江州音頭。滋賀から大阪まで広く親しまれている音頭を、桜川梅勇の謡いで楽しめる。
これがメジャーでのデビュー・ミニ・アルバムだが、活動歴は7年になる5人組のバンド。インディーズ時代の代表曲やデビュー曲も収録されたこれまでの集大成的な作品集。メロディアスでちょっと切ない湿り気も含んだ、あたたかみのあるポップス。
聖飢魔IIのギタリストとして知られるエース清水が、聖飢魔IIの休止中に活動していたユニットのベスト盤。これまでに発表した4枚のアルバムなどから選ばれた14曲を収録、さらに5曲のPVを収めたDVD付き。心地よいシティ・ポップスを楽しめる。
俳優だけでなく歌手としても活躍するリュの日本で最初のアルバム。(1)や(6)などヒット曲やハングルで歌った(3)や(10)などを収録し、彼ならではのソフトな歌声を活かした爽やかなポップ作に仕上がった。(2)や(4)など80年代の男性アイドルを意識したような懐かしいサウンドも必聴。
4人組(男2、女2)のシングル。名曲「アメイジング・グレイス」をミックスしちゃうという無謀(?)な曲だ。その通常ヴァージョンともいうべきリズミックな(2)、ラップも入ったポップな(3)も、彼ら彼女らのアイディアの豊富さを物語るように斬新、しかも楽しい。
我流一筋で永いキャリアを重ねた彼らは、その時々でその表情を微妙に変えつつもずっと根本は変わらない、今や世界的に見ても唯一無二の存在となった。評判の高かった前作『XO』の路線を継承しつつも、打ち込みの感じは10年前の感触に近い“ポップで楽しいGONTITI”でもある。数々のCMタイアップ曲も満載し、聴きどころの多い1枚。
1stアルバム『断絶』から4thアルバム『二色の独楽』まで、70年代前半にポリドールからリリースされたアルバムの代表曲に加え、シングル・ヒットした(4)(12)を収録。繊細さと激しさが同居していた初期の彼の歌は、時代を超えてもなお感動的だ。
富田勲が音楽を担当した同映画のサントラ完全盤。このSFタッチの大スペクタクル作品には、最適のキャステングだ。彼が影響を受けたというストラヴィンスキーやオネゲルなど近代西洋クラシック音楽の感触も。充実のVAPサントラ・シリーズの一枚。