本書には、色鮮やかでセンスのよい壁面ポップを、短時間で、手間をかけずに造れるアイデアがいっぱいつまっています。
虫歯治療用の笑気ガスがもたらした、とんでもない幻想。朝から晩まで台所の床に寝そべり続けて、親を泣かせた中学生時代。はじめて明かされる、たよりなく取り柄もないが憎めない男・父ヒロシの半生…。日常のなかで出会うトホホな出来事や懐かしい思い出がつまった、爆笑エッセイ。ある生理現象について、真摯な議論が交わされる、三谷幸喜さんとの巻末お楽しみ対談つき。
本書は、著者が「保育資料」に2年間にわたって寄稿した楽譜とエッセイを、上・下二巻の本にまとめたものです。学生時代からの幼・少年対象の宗教教育活動との関係をはじめ、社会教育・福祉教育・保育界など80有余年の人生の中で、仏教音楽との縁を深めてきた結晶としての書でもあります。
測量法が改正され、平成14年4月1日から経緯度の測量の基準が従来の日本測地系から世界基準の世界測地系へ変更、施行された。本書は、今回の法改正を機に、望外の好評を博した前書「測量学」の内容を全般的に見直し、新たにGPS測量に関する記述を補強したり、GISの記述を追加するなど、新進気鋭の測量担当教員に執筆者として加わってもらい、大胆な刷新をはかったものである。
住居学は底辺の広い学問であり、家をつくる側、そこに住まう側、そしてそれを維持管理する側など多角的に学ばねばならない。本書ではこれらの多様な側面に対応すべく各章ごとに、あるいはさらに細分化し、それぞれの専門領域の執筆者が大勢参加している。そして今私達に必要なことは、住宅に関する詳細な知識を得ることではなく、住居に関する自分の基本的な考え方と判断力をもつことである。したがって本書から、全体を通して住居とは何かという執筆者達からのメッセージを組みとり、これからの住まいに正しい指針を与えられるような英知を養ってほしい。
ヤクザとおんなとヒッピー、パンチパーマ、ラブホテル、カラオケ、プロレス、フードル、口裂け女、情報化社会と犯罪…。今という時代に渦まく欲望社会の深層を読む。
地球を訪れたエイリアンとのコンタクトを担当した言語学者ルイーズは、まったく異なる言語を理解するにつれ、驚くべき運命にまきこまれていく…ネビュラ賞を受賞した感動の表題作はじめ、天使の降臨とともにもたらされる災厄と奇跡を描くヒューゴー賞受賞作「地獄とは神の不在なり」、天まで届く塔を建設する驚天動地の物語ーネビュラ賞を受賞したデビュー作「バビロンの塔」ほか、本邦初訳を含む八篇を収録する傑作集。
本書では、入門的ないしは中級的な内容の統計的方法を勉強した読者を想定し、サンプルサイズ(標本数)の決め方(サンプルサイズの設計方法)を解説する。主に統計的検定における検出力に基づくサンプルサイズの設計方法を説明し、区間推定に基づくサンプルサイズの設計方法についても触れる。本書では、入門的な統計的方法の教科書で登場する一通りの手法を取り扱う。
資料の集め方から論点の絞り方まで卒論をはじめとした学術論文の“ルール”を詳解する。文献の引用方法では他に類を見ない豊富な実例をさらに増補改訂。
「ぽかんとしていたり、ごろんとしていたりしたときにできた詩は、ノートに書いておきました。ぽかんとしてたりごろんとしてたりする時は、ますますいつもより丸くなっているので、このノートは“まるむし帳”と名付けましたー。」生きていることの不思議に想いをはせ、遠い昔の記憶をいつくしむ、著者初の詩画集。詩人・谷川俊太郎氏と“世界のはじまり”について語り合った巻末対談を収録。