鷲田完治が道東の釧路で法律事務所を開いてから三十年が経った。国選の弁護だけを引き受ける鷲田にとって、釧路地方裁判所刑事法廷、椎名敦子三十歳の覚醒剤使用事件は、九月に入って最初の仕事だった(表題作「起終点駅」)。久保田千鶴子は札幌駅からバスで五時間揺られ、故郷の天塩に辿り着いた。弟の正次はかつてこの町で強盗殺人を犯し、拘留二日目に自殺した。正次の死後、町を出ていくよう千鶴子を説得したのは、母の友人である星野たみ子だった(「潮風の家」)。北海道各地を舞台に、現代人の孤独とその先にある光を描いた短編集を、映画化と同時に文庫化!
往年の名曲をスーパープライスで!
江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは十七歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているのだが、そんなおいちの身にふりかかるのは、友の死、身内の病、そして出生の秘密にかかわる事件等々。この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができる娘・おいちが、その能力を生かし、亡き友の無念を晴らそうとするのだが…。人気の青春「時代」ミステリー・シリーズ第二弾!
変質をはじめた律令制のもと、政争や政治改革など動揺がみられた平安前期。変貌してゆく律令国家の諸相を描く。
★仕様/特典
■初回プレス分のみデジパック仕様
19歳女性シンガーソングライター「藤原さくら」のメジャーデビューミニアルバム!
19歳女性シンガーソングライター「藤原さくら」のメジャーデビューミニアルバム。
その年齢・見た目からは想像のつかない 「味わい深くスモーキーな歌声」と、その独特の感性から生まれた楽曲たちに注目が集まっています!!
藤原さくらの魅力が存分につまった色とりどりの6曲の中から、 春らしい爽快なミディアムナンバー「Walking on the clouds」をリード楽曲に
プロモーションを展開。加えて、収録曲「Just one girl」が、日本テレビ系土曜ドラマ「学校のカイダン」挿入歌 (2015年1月10日(土)初回スタート)に決定。
作詞・作曲は藤原さくら自身が手がけ、エッジの効いたサウンドプロデューサー、 ミュージシャン陣を起用。音楽感度の高いユーザーも納得の作品が完成。
<収録内容>
1. Walking on the clouds
2. Cigarette butts
3. My Heartthrob
4. Just one girl (Original Ver.)
5. We are You are
6. ありがとうが言える
<プロフィール>
福岡市出身。19歳。父の影響ではじめてギターを手にしたのが10歳。洋邦問わず多様な音楽に自然と親しむ幼少期を過ごす。
高校進学後、シンガーソングライターへの憧れからオリジナル楽曲制作に取り組みはじめ、少しずつ音楽活動を開始。
地元・福岡のカフェ・レストランを中心としたライブ活動で、徐々に注目を集める。2013年、その独特の感性から生まれた楽曲たちは
「bloom1」「bloom2」「bloom3」と名付けられた自主制作盤(各4曲入)としてライブ会場を中心に販売し完売。2014年3月、高校卒業と上京を機に、
それら楽曲と新曲を含んだフルアルバム「full bloom」をリリース。楽曲制作やライブ活動を本格的に開始し、CM出演での歌唱や、
テレビドラマへの楽曲提供などで、話題となる。2015年3月18日、スピードスターレコーズよりミニアルバム「a la carte」でメジャーデビューが決定。
天性のスモーキーな歌声は数ある女性シンガーの中でも類を見ず、聴く人の耳を引き寄せる。
あの人と一緒に桜を見たいー桜と人生をめぐる7つの物語。あたたかい桜、冷たく微笑む桜、烈しく乱れ散る桜…桜の季節に、人と人の心が繋がる一瞬を鮮やかに切り取った、感動の短編集。現代に生きる男女の姿を、気鋭の作家が描き出す。
笑いの中に戦争の真実を描きだす仰天の創作過程を新国立劇場初演作品でたどる第二弾!
日本全国の桜の写真集。樹齢を重ねた一本桜、どこまでも続く桜並木。田園に、湖畔に、街道に、時に山を埋めつくし、時に雪を背負いながら、桜は咲く。蕾がふくらんだ、一分咲きだ、と人はその開花を心待ちにし、花吹雪となって散る姿まで愛おしむ。桜の開花は毎年繰り返されるドラマである。そのもっともドラマチックな瞬間を切り取った、桜の写真集決定版。
大事な部分は聴いて頭に入れる!よく聴いて思考の流れを知る「思考の整理学」!!“知の巨人”が明かす「聴く」ことから「思考する力」が身につく法。
信長や一向一揆と互角に戦った名門戦国武将。
十二歳。教室は、ときに戦場になる。痛くて切れそうで、ヒリヒリで、意味不明。でもーこれがいまの、そのままの、わたしたちだ。少女たちのむきだしの日々を描く、「第四回ポプラズッコケ文学新人賞」大賞受賞作品。