リムルたちは、魔王ミリムとともにあわただしくも充実した日々を過ごしていた。しかし、そんな平和な町にしのび寄る影が…。クレイマンは魔人ミュウランを利用してテンペストの調査を開始したのだった。そのころ、ジュラの大森林では、ピエロの仮面をつけた二人組のティアとフットマンがあやしい取り引きをフォビオに持ちかけていて…。“災厄級魔物”カリュブディスと大激突、第3巻完結編!小学高学年・中学生向け。
テレビ出演でも話題の小学生博士・秀斗くんによる神社図鑑。総ルビ・フルカラーなので小学生から楽しく読めます。前半では、難しいイメージのある日本最古の書物『古事記』から有名なエピソードをやさしく紹介。イザナキとイザナミ、アマテラスやスサノオ、オオクニヌシ、ヤマトタケルなどの神さまたちがかわいいイラストで登場します。後半では、鳥居や社殿、狛犬、御神体といった神社の建物や、お参りの仕方、お祭りや七五三など、知っているようで知らない神社と日本文化について楽しく学んでいきます。そのほか、「神社にいる動物図鑑」「世界遺産の神社」「日本全国おもしろ鳥居」「神さまにも得意分野があるよ」「神社は日本の歴史を動かした!」など大人も楽しく神社と日本の歴史に親しめる内容です。自由研究や自主学習の参考書としてもおすすめです。
桜の森の満開の下は怖ろしい。妖しいばかりに美しい残酷な女は掻き消えて花びらとなり、冷たい虚空がはりつめているばかりー。女性とは何者か。肉体と魂。男と女。安吾にとってそれを問い続けることは自分を凝視することに他ならなかった。淫蕩、可憐、遊び、退屈、…。すべてはただ「悲しみ」へと収斂していく。
大学生の咲莉は、退学の危機に直面していた。両親のいない咲莉を育ててくれた祖母が倒れてしまったのだ!カツカツの暮らしの中で入院費を払い、バイトを詰め込んだものの、とうとう家賃を払うことができず、困り果てた咲莉は家主のもとへ嘆願に向かうことに。そこで待っていたのは、喫茶店も営む超絶美形のマスター・聖鷹で、美咲しいコーヒーを出す傍ら、常連客が持ち込んでくる様々な問題を華麗に解決していて…!?
二十年前、ある事故をきっかけに恋人の雅子と別れた正春。母の危篤の知らせを受け、久しぶりに京都に降り立った正春は、思い出の松ヶ崎疎水を訪れ…。(表題作)おばあちゃんは詐欺師だった。おばあちゃんとの生活はずっと続くと思っていたけれど…。(第69回日本推理作家協会賞短編部門受賞「おばあちゃんといっしょ」)京都の名所が数多く登場する傑作ミステリ短編集。
天翔騎士団が武装国家ドワルゴンへ帰ったのもつかの間、今度はガゼル王がジュラ・テンペスト連邦国へと訪ねてきた。ドワルゴンの元大臣であるベスターを研究者として働かせるために連れてきたのだという。新たな仲間が増え、さらなる発展をとげるテンペスト。ちょうどそのとき、とつぜん強大な魔力がリムルめがけて接近してきて…。小学高学年・中学生向け。
清水寺に暮らす稚児の花月は、僧侶ばかりか門前の者にまで可愛がられる人気の存在だ。一方、同じ年の百合若は、勤めにも慣れないばかりか、いじめられる日々を送っていた。そんなある日、息子を探しているという男が訪ねてきた。左衛門と名乗った男は、どうやら花月の父親のようだ。迎えが来た花月を羨む百合若だったがー(「稚児桜」より)。表題作を含む、能の名曲に着想を得た全8作を収録した珠玉の短編集。
時代遅れの姿から『芋くさ令嬢』と呼ばれていたアニエス。彼女は、王女に婚約破棄された公爵令息・ナゼルバートを助けたことで、彼との結婚&辺境で暮らすことを命じられてしまう!成り行きで始まった辺境生活だったが、アニエスはのびのびした暮らしを満喫!夫となったナゼルバートとの関係も良好で、ついには彼から告白を受けることに!アニエスも、妻として大切にしてくれるナゼルバートへ想いを伝えようとするが、うまくいかない日々が続く。そんな中、王都からナゼルバートの元部下・トッレがやってくる。いつも元気だったトッレが珍しく落ち込んでいたため事情を聞くと、彼もナゼルバート同様ロビンに婚約者を奪われたと判明し!?さらに、その婚約者・リリアンヌを諦められないトッレから、彼女はアニエスたちが暮らす辺境に入ったとの情報がもたらされー。次々に舞い込んでくる問題に、アニエスたちの新婚生活はどうなってしまうのか…!?
ソメイヨシノ、オオシマザクラ、丁字桜、豆桜、鬱金桜など、11作品を収録。
欅坂46から櫻坂46へ。グループのキャプテンとして走り抜けた菅井友香、7年分の感謝を込めた卒業写真集。こんなに彼女を近くに感じたことは、なかったー。
アニメ放送開始25周年を記念して、さまざまなコスチュームのさくらちゃんと小狼の「ステンドグラス風アクリルスタンド」が登場です。背後から光に透かすとキレイな光が差し込み、美しさが一層際立ちます。
©CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK
「ずっとそばにいるよ」この関係は揺るがないものだと思ってた。中1のときに美輝の父親が突然亡くなり、寄り添ってくれた幼馴染の雅人と賢。美輝は父親が亡くなっても、ふたりを心配させないように笑っていた。高1になり雅人に“町田さん”という彼女ができ、三人の関係が変化する。そんなとき、町田さんが事故に遭ってしまい、昏睡状態に…。けれど彼女は、なぜか美輝の前に現れて…!?雅人のために何もできずに苦しむ美輝に「辛いときはとりあえず泣いとけ」と賢がそばにいてくれてー。美輝は賢とともに、町田さんの再生を願うが…。美輝は笑って泣ける場所を見つけ、一歩踏み出すー。切なくも感動のラストに誰もが涙!