本書では、中高年女性の健康管理に当たって心と身体の変化をトータルに把握し、かつその背景を理解するために必要な事項について、今日この分野の第一線で活躍されている方々が執筆されている。
カラードプラの基礎的知識から実際の活用方法まで、多くの症例のポイントをおさえながら、超音波診断のイロハが学べる、消化器内科医、検査技師必携の書。
本書は昭和大学藤が丘リハビリテーション病院の理学療法に対する考え方、技術を集大成した。
本書は、外来診察でまず白内障を診断するところからはじまり、治療計画を立て、手術適応や術式に関する重要ポイントや問題点、さらに術前検査や術中管理、術後治療までの実用的知識を包括的にまとめている。
本書は若い泌尿器科医や泌尿器科診療を行う一般医を対象として、神経因性膀胱の外来診療に役立つことを目的に編集された。金沢大学およびその関連施設で実際に行われている専門外来での診療を基本にしている。したがって、実践的知識とそれを理解するための基本的な知識の記載のために多くのページをさいている。
今回本書に取りあげた項目の中には、新しい研究業績を紹介することはもとより、今日用いられている検査法や診断、治療法の進歩も採用し、日常の診療の向上にも役立てて頂けるように配慮してある。本1999年版にも興味深いReviewが多数寄せられている。睡眠のリズムを形成する時計遺伝子、老化を支配する遺伝子や神経の再生、髄鞘形成の分子生物学など、脳の機能の解明や今後の神経機能再生に向けた研究の展開に示唆を与える重要な研究成果が含まれている。
本書は外来診療を念頭に尿失禁に関連する基礎的知識、診察の進め方、ウロダイナミックスタディ、診断と治療、予防と介護等についてまとめたものである。
本書の主旨は、第一線の実地医家が脳卒中の診療を行う場合、直接役立つ事項を具体的に述べるとともに、それらを最新の進歩した病態解明の理論により裏づけすることを目的としている。
本書の中には特徴的な箇所が随所にみられるが、鼻腔の所見のとり方は当教室の特徴の一つである。心身症患者が少なくない鼻科領域において、患者からの詳細な問診(症状)、通気度やCTなどの他覚的検査が重要なことは無論だが、それ以上に重要なことは詳細な鼻内の観察と記録である。この鼻内所見の取り方に慈恵医大耳鼻咽喉科の真髄があらわれているといえる。本書は、鼻・副鼻腔疾患の基礎ならびに臨床研究を長年にわたり行っている慈恵医大耳鼻咽喉科教室の、鼻・副鼻腔疾患に対する基本理念、診療の基本と実践、すなわち、教室員ならびに関係者がすべて同じ概念の基に一つの基本方針にそった考えで、大学病院ならびに関連病院で実際に行われている専門外来の概要である。
勃起の神経伝達物質がNOであると解明されたのが1991年の終り、バイアグラがアメリカで発売されたのが1998年の春である。本書では、これからのED治療の中心となる本薬剤の作用機序・臨床効果・副作用・相互作用・正しい使い方について特に詳しく述べてある。
ヘリカルCTを主体にしたルーチンの検査法およびそれに続く検査法の詳細な解説。最近の胸部CTの適応の拡大にあわせて、転移性肺腫瘍、肺感染症、無気肺および気道の病変、肺塞栓症および肺血管の異常、その他の肺病変、心・大血管の異常を新たな章として構成。
画像の解説がわかりやすいイラスト・シェーマを多数掲載!古い問題でも重要な問題は掲載し、近年の問題でも類似問題等、理由を付けて省略し、必須問題はすべて掲載しました。一般問題内科・外科と臨床問題が各章別に学習できます。さらに必修問題・禁忌肢対策にも対応。
循環器病棟では重症患者が多いだけに、研修医にかかる負担も大きい。本書はこのような状況をふまえ、循環器病棟で勤務を始めた新人医師のためのガイドブックとして編集されたものである。