本書は、多領域にわたる小児医学を理解するために3章構成となっている。「小児の健康・保健・医療」のなかでは、行政が関わる健康診査、予防接種と学校保健が中心に語られ、「小児の検査とその解釈」では、診療に必要な検査がまとめられている。そして「どんな疾患があるのか」では、救急医療、先天異常をはじめ、新生児の管理、消化器・呼吸器・循環器・内分泌疾患、感染症など、診療で遭遇するさまざまな疾患を、レアケースも含めて、それぞれの専門家に執筆してもらっている。編集方針に沿い、最新かつ正確な医学知識の提供と、看護診断・計画・記録を実践するために、イラスト、写真を多く使い、充実した内容になっている。
本書には老人科の医師に必要と考えられる老年者および老年者疾患の特徴がまとめられており、老化全般に関する基礎的知識もあわせて理解できるように配慮されている。
本書は、免疫・血液・化学的方法によって測定される化学物質や細胞の主なるものを選び、それらを「特徴」、「正常値」および「読み方」の順に、理解しやすいように図を多く用いて解説し、基礎知識の修得から検査データの読み方まで臨床の実際にも役立つようにまとめた。
本書では骨盤・股関節を除く下肢をあつかっている。
本書は、日常の小児科診療で超音波検査はどのように利用できるのか、鑑別診断における位置はどこにあるのかを紹介する。超音波解剖や検査所見の解析は最小限にとどめ、検査の実際とその有用性を平易に説明することに努めた。また検査写真としては拙劣なものも少なくないが、自験例であること、小児疾患の診断・病態把握に役立つ写真であることを最優先にした。改訂第3版では、症例を2例追加し、さらに同一疾患でも様々な画像写真をアトラス的に追加した。
第50回(平成10年3月実施)〜第54回(平成14年3月実施)までの、最近5か年の国家試験問題および解答・解説を収録。法規改正に対応。
医学の進歩や変化は急速であり、それにあわせて改訂する必要に迫られ、6年ぶりに改訂することになった。本書は、心身医学総論、基礎、検査、心身症各論、心身医学的治療法について幅広く全体を網羅している。今回の改訂では近年の心身医学の進歩を取り入れ、大変充実した内容となっている。21世紀に増加する病気としては、生活習慣病、老年病、ストレス病である。これらの病気の診療には、生理・心理・社会的側面から総合的に診ていく心身医学が必要と思われる。本書はそのような日常診療に役立つ内容となっている。心身医学を専門とする人のみならず、プライマリケア、リハビリテーション、緩和医療、老年医学などの日常診療、および学生の教育、さらには今度の研究などに利用してもらいたい。
本巻では、分子生物学の進歩を医学に応用した“分子医学”の体系を集大成した。これらの知識は21世紀の看護には必須であると考えられる。
小脳の解剖、生理、生理学的異常と検査から、近年大きく研究が発展した脊髄小脳変性症の発生機序・分子病態までを精緻に解説。最新情報から明日の診療に役立つ実践的知識まで網羅した決定版。
乳腺疾患を網羅!!薬物療法後評価、ハイリスクサーベイランス、インプラント評価、RFA後評価について大胆に取り上げた。乳腺診療にかかわるすべてのスタッフに向けたどこにもなかったアトラス。
本書は、経営上、業務上に用いる報告様式・書式にしぼって、各業務別に収録、体系化したものである。