特集:ギモン解決!実習記録/第111回看護師国試最速分析 付録:検査まるわかりポケットBOOK/解剖ポスター(血管・骨格)<特集>
「書きかたの例」でよくわかる ギモン解決! 実習記録/
国試のプロと先輩に聞く! 第111回看護師国試 最速分析
<付録>検査まるわかりPOCKET BOOK/貼って覚える! 解剖ポスター(B3サイズ)
<別冊・疾患別看護過程> 脳梗塞
<疾患ポイントノート> 全身性エリテマトーデス(SLE)
非営利を徹底すれば一般社団法人でも診療所の開設ができる!法人設立、保健所への開設許可申請から税務申告まで、医療法人、株式会社の設立手続と比較しながらポイントを解説。
配属されたらこの1冊!循環器看護に必要な実践を豊富なイラストと写真で解説。
薬剤師の臨床的センスをプロデュース■特集にあたって(奥平 正美)
■処方を読み解くために 総論
・臨床推論に必要な抗菌薬と細菌の要点整理(奥平 正美)
・処方箋解析のpit fall(奥平 正美)
・治療プロセス(黒田 浩一)
・経口剤・注射剤のメリット,デメリット(澤田 和久)
・そうだったのか!患者さんの飲めない理由(アドヒアランスの向上)(山方 基寛)
■処方がわかる 実践編
・患者背景から処方提案をした成人細菌性肺炎患者の事例(篠永 浩)
・発熱,咳嗽で受診した患者の事例(彦坂 麻美)
・服用忘れが心配な結核・非結核性抗酸菌症の患者の事例(坂野 昌志)
・既往歴から処方変更を提案した咽頭炎患者の事例(酒井 義朗)
・リスク評価から追加処方を提案した中耳炎患者の事例(梶原 洋文)
・鼻汁・鼻閉の症状が長引く患者の事例(天野 哲史)
・抗菌薬の予防服用を提案した小児尿路感染症患者の事例(本田 勝亮)
・小児のかぜは本当に「かぜ」? 発熱がある小児の事例(中島 里奈)
・起因菌に基づき処方提案を行った関節炎,骨髄炎患者の事例(枦 秀樹)
・下腿の腫れで受診した蜂窩織炎患者の事例(塩田 有史)
・発熱と倦怠感で入院した腎盂腎炎患者の事例(小杉 卓大)
・原因微生物をー特集にあたってー
新型コロナウイルス感染症の出現は,これまで誰も経験したことがない未曾有の事態をもたらしました.現在,3回目のワクチン接種が進行中ですが,その終わりはまだみえません.
この2年,世間の話題はこの新たなウイルス一色に染まり,テレビ番組などを通じて誰もが受動的にCOVID-19関連の情報を入手することができます.私自身も,家族から新しい情報を教えてもらうことがありました.COVID-19関連業務に携わる立場としては,一般市民である家族が自分より早く最新情報を入手できていたことは悔しいですが,その情報を利用しない手はありません.一方で,非医療従事者にとっては難解なものも含まれる情報・呼びかけを市民が理解し,忠実に行動に移せているのはなぜなのか,という疑問も湧いてきました.
その答えの一つとして,新型コロナウイルスという見えない敵に対し,市民は自己防衛のために関心を示していることがあると思います.そして,わからないことはそのままにせず,COVID-19患者の経験談などから共感的理解を試みていたのではないかと推察します.さらに,どのテレビ局でも“同じ内容”を“安易なレベル”で“くり返し報道”したことが,多くの国民に理解を促した要因だと考えています.
皆さんも,「臨床推論」という言葉を聞いたことがあるかもしれません.薬剤師が実践する臨床推論とは,患者の訴えや症状,処方箋情報などから推測されるすべての鑑別診断をもとに,原因や結果を予測したうえで患者特性を考慮した薬学的管理を行うことだと思います.
抗菌薬の処方箋の場合,原因菌の特定や,感染している臓器などを的確に推測することが困難な場合が多く,他の薬剤に比べ,疑義照会や処方提案を躊躇する場面が多いのではないでしょうか.
本特集では,日常的に感染症に関わっている薬剤師が,代表的な感染症症例を取り上げながら経口抗菌薬が処方されたときの推論の進めかたを解説しています.感染症を学び,より深い薬学管理を実践したい薬剤師にとって,感染症の治療プロセスと経験豊かな薬剤師の思考プロセスを通して「抗菌薬が処方されている理由」を知り,実践につなげていける内容であると考えています.検査値や培養結果が手元になくても,ある程度の推測は可能であるため,ぜひ参考にしていただきたいです.
感染症患者への共感的理解を心掛け,何度もくり返し学習することが感染症治療を理解するうえでの近道です.本特集を通して
家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌■総 論
コロナ禍とアフターコロナを見据えての咳診療のあり方 倉原 優
もう一度振り返る,臨床に役立つ咳のメカニズム 長尾大志
咳の診療にあたり,考えること 亀井三博
■診断編
問 診 松村榮久
問診ツール 森川 昇
情報のとり方 横田雄也
身体所見のポイント 喜舎場朝雄
画像検査 藤田次郎
呼吸機能検査 寺田邦彦
喀痰の診かた 佐田竜一
鑑別診断 坂本 哲,志水太郎
■コモンな原因疾患の診療編
新型コロナウイルス感染症を考慮した急性咳嗽 藤岡遥香,中島 啓
感染性咳嗽 宮下修行,尾形 誠,福田直樹,矢村明久
結核・非結核性抗酸菌症 露口一成
喘 息 新実彰男
COPD と喫煙 丸毛 聡
副鼻腔気管支症候群と上気道咳症候群の周辺 倉原 優
■ライフステージごとの診療編
小児の咳の診かた 永田理希
高齢者の咳の診かた 吉松由貴
連載
1 問1 答! 在宅報酬必須知識(1)
在宅医療の5 つの呪文(永井康徳)
えびさんぽ(4)
抗菌薬にプロバイオティクス(整腸剤)は併用した方がよいですか? (青島周一)
─ ランドマークスタディと路地裏エビデンス
─ 臨床での使い方
メンタル産業医が教える! 今月の筋新たな時代の咳診療の道しるべ
2019年に発生した新型コロナウイルス感染症により、診療様式は大きく変わりました。特に咳を診ることに関しては、従来の肺機能検査やグラム染色が行いにくくなる場面も多く、困難な状況が続いています。
本特集ではプライマリ・ケア医として、限られた環境の中で咳診療に望めばよいか、この一冊ですべてわかるようにまとめました。明日からの現場で使える、そして今知っておきたい知識が満載となっていますのでぜひご一読ください!
「7つのステップ」で、「大人の発達障害」を診る!WAIS-IV知能検査など、実務状況の変化に完全対応。デザイン刷新やコラムの新設でより読みやすく進化!
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●本特集は「自信をもって神経伝導検査を行うために」です。神経伝導検査は難しい、苦手だという印象を抱いている方も少なからずいらっしゃるかと思います。初学者にも理解しやすいよう図や表を多用するなど、ビジュアルでわかりやすい解説をめざしました。
●今回の特集では4つの項目(1.神経伝導検査をする前に、2.検査をするための 3 箇条、3.神経伝導検査のワザ、4.症例に学ぶ 神経伝導検査)に分け、こうやればできるというノウハウ(ワザ) 満載の内容となっております。また、採血時の神経損傷は専門外の多くの方にも関心の高いテーマであり、興味をもって読んでいただけると思います。専門知識の会得や、ご自身の技術を見直す一助となれば幸いです。
【目次】
1.神経伝導検査をする前に
1)神経伝導検査はどうして依頼される
2)神経のことを覚えよう
3)検査機器のことを知ろう
4)検査原理を知ろう
2.検査をするための3箇条
1)電極の位置や刺激の方法
2)検査時の注意点
3)アーチファクトとその対策
3.神経伝導検査のワザ
1)正中神経運動神経伝導検査
2)尺骨神経運動神経伝導検査
3)橈骨神経運動神経伝導検査
4)脛骨神経運動神経伝導検査
5)腓骨神経運動神経伝導検査
6)F波
7)正中神経感覚神経伝導検査
8)尺骨神経感覚神経伝導検査
9)橈骨神経感覚神経伝導検査
10)腓腹神経感覚神経伝導検査
4.症例に学ぶ 神経伝導検査
■Editorial-今月のことば
チーム医療の要としての臨床検査
■話題ーNEWS&TOPICS
新しい呼吸器細胞診の報告様式作成に向けた動き
■血液検査室のための フローサイトメトリー入門
4.解析結果の見方と考え方を学ぼう!〈血液検査,その他 編〉
■L・Lの日常
■歴史に学ぶ 病理技術
1.武石詢,岩垂司と自動包埋装置
■技術講座
銀染色を極める
■臨床検査Q&A
腹部エコーで肝区域のS4なのかS8なのかわかりづらい部位に腫瘤を認めた場合,何かよい指標はありますか
■呼吸機能検査の苦手意識をなくそう! 2.スムーズな検査の実践へ
1)得意になれる!肺活量・努力性肺活量
■FOCUS
COVID-19ワクチンの現状と今後の動向
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
動物病院で働く
■学会レビュー
2021年度日臨技九州支部医学検査学会(第55回)
破産実務に携わってきた弁護士×裁判官が手続の流れに沿って伝授!申立代理人と破産管財人との協働・連携のポイントは?裁判所や利害関係人の期待に破産管財人として応えるためには?破産管財業務を迅速かつ適正に遂行するコツは?破産事件の新しい実務書。“現場”で即使える技を徹底解説!