「七層もの高殿を組み上げても、十年もたずに崩れ落ちよう。しかし上様に作れませぬとは到底言えぬ」織田家大工棟梁岡部又右衛門は苦悩の末、崩壊を運命づけられた巨城「安土城」の築城を決意した。そして、その秘密を知った秀吉は…。わずか三年余りで炎上消失した幻の城安土城。不可能と言われた城の建設に挑んだ大工たちの苦闘を描き、放火の真犯人を大胆に推理した傑作歴史小説。
働く者の分類は長いことホワイトカラーとブルーカラーの2つだけだった。「カラー」とは「襟」のことだが、技術開発に情熱を注ぐモノ作りの主役を指す言葉がなかった。そこで山根一真が創案したのが「メタルカラー」だった。20世紀は「新金属器文明」と呼べる。よって彼らを「金属色に輝く襟を持つ人々」としたのである。本書は、著者のライフワークとして1000人を目指し進めている、メタルカラーたちのモノ作りの迫真の実録証言集である。
日本社会に巣食う腐敗と対峙し続ける東京地検特捜部。最強の捜査機関をはばむ壁とは何か。元特捜部長が戦後裏面史の真相を明かす。
なぜW杯単独開催ができなかったのか?なぜフランス大会で1勝もできなかったのか?なぜ企業がJリーグを離れていくのか?Jリーグの危機を3年前に衝撃予測した慧眼の書。
豊富なイラスト・写真でわかりやすく解説!試験傾向を徹底分析し、問題を厳選!SI単位と工学単位系を併記。
ネットワーク社会の必須技術。文書を特徴づける語や句の自動的発見、単語やテキストの類似度計算から、構造的な言語処理との融合の可能性までを探る。この刺激的な分野への、最初の系統的入門書。
項目反応理論の基礎から応用の最先端までのトピックを網羅している。組織心理の測定を項目反応理論を用いて行ったという点で、世界的に見ても新しい研究の地平を拓く嚆矢として位置づけられよう。
C言語の文法について、JIS規格(プログラム言語CX3010)に極力準拠して詳細に解説した書籍。C言語を学び始めた初心者から、プロフェッショナルとしてソフトウェア開発に携わるベテランエンジニアまでを対象に、C言語の持つ複雑な文法を多くの側面からなるべく平易に解説する。文法編とライブラリ編に大きく分かれており、文法編では、C言語の文法を概念の大きいものから順に並べて配置し、ライブラリ編では、標準ライブラリをアルファベット順に並べて配置している。
フジモリは、なぜ彼らを殺したのか?!人質として127日間ゲリラと対話を重ねた著者が、迫真のドキュメントと歴史的考察によって、今初めて明らかにする事件の真相とその本質。
過疎地の心療内科の医師としてさまざまな患者の心身の問題に立ち向かい、その治療を通じて知ったこと、感じたことをありのまま表現した、心暖まる言霊集。
よく飲む人、よく食べる人、肥満の人は要注意。“脂肪肝”は決してあなどれない肝臓病。
本書は、エビデンス精神医療Evidence-Based Psychiatry(EBP)の基礎から実践までのすべてをコンパクトにまとめて提示することを意図。本書の第1の目的は、EBPのなぜ、つまりその理論的根拠をつまびらかにすること。第2の目的は、EBMの諸原則を精神医療に適する形で発展させることである。
本書では、理学的検査法の中の整形外科学検査を主に、神経筋骨格系の構造的/器質的病変をスクリーニングする方法を紹介している。
元大蔵官僚・大型新人のデビュー“経済犯罪小説”。
心臓病、糖尿病、関節炎、感染症、皮膚病、疲労、頭痛ほか、いちばん多い病気の原因、「甲状腺機能低下症」が、もっとも見逃されている!!甲状腺の機能低下を改善して、病気が治った実例を多数紹介。好評「医者も知らない」シリーズ第4弾!誰でもできる・甲状腺機能の検査法/甲状腺療法のガイドも掲載。
本書はdysarthriaについての教科書をつくることをめざして執筆された。まず運動障害性構音障害の臨床の枠組みについて述べたあと、話しことばの生成についての解剖、生理学的事項について解説し、またことばの音に関する基本的知識を整理した。そのうえで各種の神経障害の臨床的特徴について述べ、それぞれに伴う構音障害の病態とその評価、治療・訓練について、できるだけ最近の知見を盛り込むように努めながら記述した。
本書は、多年の経験と科学的な根拠に基づく、わかりやすく、役に立つ鍼治療の指導書。1冊で知識から実習方法までが勉強できる。理解の助けとなる多数の図と写真入。