本書は、教師が知らずに打ってしまう悪手の分析と改善を図る好手・妙手、あるいは最善手とはどのようなことなのかを実践をくぐらせて提案したものである。
津軽三味線の吉田兄弟、東儀秀樹など若手演奏家の台頭で純邦楽ブームだが、当盤は70年代にその礎を築いた沢井忠夫、山本邦山らの演奏を収録したベスト。ヒーリング・ミュージックとしてもおすすめ。
20年も前のゲーム音楽なので、音色はシンプルでチープなシンセ音がほとんどだが、それがミニマル・ミュージックのようでサンプリング素材としても面白そうだ。ファミコン経験者には脳裏にこびりついたメロディが鮮やかに蘇る、懐かしいゲームのサントラ集。
リコーダー、ハーモニカ、オルガン、ピアニカ、木琴など、小学校の音楽室で用いる楽器を使って奏でられるジブリの音楽。ジャケットはガリ版刷りを使ってわら半紙に刷ったものを撮影するという凝りよう。昭和レトロとジブリ作品との融合は面白い化学反応を起こした。音楽の先生必聴。
ブーレーズが80〜90年代にエラートに録音した名演が廉価盤で再登場。録音当時(82年)最も新しい音楽であった、クルターク、バートウィッスル、グリゼの作品を収める。
雅楽の笛の名手・芝祐靖の魅力が堪能できる一枚。自身の作や、現代作家の曲もおもしろいが、やはり古典曲の奥深い世界がなんといっても秀逸。自由闊達に変化する笛の音色、微妙な歌いまわしや間の取り方などに名人の技が冴え、幽玄の世界へ誘う。
プロの為の重要作を一般音楽ファンの為の傑作に生まれ変わらせたとされる、数あるカラヤンの名演の中でも異色屈指の1枚。ベルリンpoの驚くべき演奏能力に支えられ、好みは別として各曲とも別物の如く豊麗かつ劇的にウネって圧倒的である。
ペライアがアカデミー室内管を弾き振りして、バッハのピアノ協奏曲集の録音を開始。これはその第1弾。最近はチェンバロでの演奏が主流だが、モダン・ピアノを使ってバッハの真髄を披露。