日本の住宅やその町並みは、それぞれの地域によって様々な特色をもち、気候、風土、伝統、産業などと人間とのコミュニティな町づくりが求められています。いま、木造住宅の伝統的な姿を失いつつあるなか、固有の調査を続けてきた著者が、このノウハウをまとめています。部品化木造住宅、地域型住宅、職人ネットワークの提案などの具体的な構想は、これから取り組もうとする設計者、また消費者にも、示唆を与え、設計事例・施工事例を付しビジュアルにまとめた本書は、実務者にとって大きな手助けとなるでしょう。
都市計画は、デザインは何をなしうるのか。斯界の論客32人が、建築、都市、文化をめぐり、都市のデザインの現状と未来を語る。
新しい横浜のお勧め味処100余店を紹介。お酒の店、材料店も訪ねる。
一年前横浜で起きた殺人事件を追え-。迷宮入り事件の解決請負人、迷宮課・浦島警部に指令が下る。発生当初から事件を追う山下署・木村刑事とコンビを組み、颯爽と捜査に乗り出すが…。殺された女性は身元不明。唯一の手がかりであるブラウスは、赤城山白骨死体事件の被害者の衣服と同一なのか。横浜と赤城山、二つの事件を結ぶ鍵は何か。謎を追う二人を嘲笑うかのように次々と殺人が…。浦島の推理の冴えと木村の炎の執念は、真犯人を追いつめることができるか。シリーズ第一弾。
警察庁鉄道警察隊の江戸川匡太郎警部の恋人・小夜香が過激派セクトに誘拐された。自ら囮となった江戸川のもとに「グッドバイ」という小夜香の謎の暗号文が届く。しばらくして、小夜香は突然、不可解に解放された。しかし、それが殺人事件の発端となった!江戸川警部の眼前で、恋人の誘拐犯が何者かに殺されたのだ。
本会では、1987年9月から4年にわたり、「建築雑誌」のカラーグラビアで、構造パースペクティブと題し、設計者解説と構造評論を添えた構造体のコンピュータ・グラフィツクスを連載した。ここに、改めて再構成のうえで出版をした。より適確な情報を提供するために、代表的な設計図もあわせて採録した。
船と港に焦がれて横浜在住30年、アンクル・トリスの生みの親、船キチ良平がセンス溢れるイラストと洒落た文体で書下す、究極のヨコハマガイド。
東西古今の文学・思想・芸術等々に該博な造詣を持ち、常に誠実で現代稀にみる明晰な書斎人としての業績を持つ批評家寺田透の、心を聞いて親愛する井伏鱒二論の全てと、大震災を経、大空襲を経た“故郷”横浜に関わる秀逸な随想、単なる愛着や回顧を越えて滲み出す澄明な“歴史”の説得力。
横浜・みなとみらい21計画を推進した著者が提言する、住みよい街・美しい街のつくり方。
変革途上にある我が国の税制を「時代的背景の総括」「基本理念」「個別租税のあり方」について論じ改革のポイントを解説。