異国情緒あふれる明治・大正の横浜…。震災で消え去った街の情景を、初公開の手彩色絵葉書が映し出す。
細長い砂洲の上に誕生した横浜-。都市の歩みを、数多くの絵地図と図版によって再現する。
昭和30年代から40年代にかけての港ヨコハマは、ブルーライト一色であった。外人バーにGIに、ハマのナイトクラブにGSに。ザキのネオンもとてもブルースで、なんだか少しアヤシ気で…。でも、それがほんとの横浜。正統派デートコースもいいけれど、横浜の本当の魅力はここにある。並のガイドとワケ違う。アミーゴスが贈る、これぞホンモノ横浜ガイドブックだ。
横浜博’89松下館/スペースマジカルショー「光と闇の伝説」より。オリジナルストーリー。
本書には、業界や企業が直面している状況や将来への展望はもとより、待遇、職場環境、業績、新卒の採用情報など、就職をひかえた学生が企業を選択するにあたって必要と思われるあらゆるデータを収めた。
自粛ムードに弔意の強制。1988年秋の天皇の容体急変以降、日本を包んだ異様な雰囲気の中、明治学院大学での動きはきわめて異例なものとなった。天皇絶対化に反対する学長声明。天皇問題を考える特別講義群。そして人々からの激励、正体不明の脅迫。ルポ・対談・座談会を加え、学問の自由をめぐる貴重な事実を再現する。
タロット占いの名手・二階堂日美子は、友人の片桐朱美から、結婚を予定している相手・進藤義一との相性占いを頼まれた。その矢先、朱美が誘拐されてしまう。犯人は、なんと進藤だった。進藤は、殺人事件の容疑者でもあるらしい。不可解な事件の真相は?日美子の活躍が始まる。
TVレポーター山名めぐみはこの取材の直後、絞殺された。ビデオに撮られたBMWに乗る男の正体は?一方、金沢八景・称名寺の裏山では、会社員浜路恵一が毒殺されていた。遺された大きなゴム紐は何?「外人墓地から北へ百歩」のメモの意味は?横浜テレビ藤本紅子、被害者の遺児浜路子智子とともに二つの殺人事件の接点を探る名探偵浅見光彦は外人墓地を訪れるが、そこには…。横浜を舞台にした童謡「赤い靴」と「青い眼の人形」に隠された秘密。横浜のエキゾチシズと謎とを交差させた旅情ミステリーの白眉、書下ろし第9弾。
魅力の都市ヨコハマはどのようにしてつくられたのか。開港以来の栄光と苦悩、努力と知恵の歴史をさぐる。本書は、横浜市の都市プランナーであった著者が語るヨコハマ発展の歴史と“まちづくり”の体験である。
西洋文明の窓口となった幕末・明治の横浜。外国人にはじめて接した人びとの、好奇心と憧れを色あざやかに甦らせる。開港以来130年のヨコハマの姿を“見て楽しむ”ジャンル別資料集。
森村ひかる、横浜探偵社社長代行。14歳。ひかるのたいせつな絵を奪った快盗“銀ギツネ”から、新たな犯行予定が送られてきた。銀ギツネの正体は何者か?そして少年、ジミーの運命は?
1989年、横浜は開港130周年、市政百周年を迎え、大規模な「みなとみらい21」プロジェクトを筆頭に大きく変わろうとしている。壊された建物、美しくなる街並、埋めたてられて遠くなる海…。“三日住めばハマッ子”と言われるこの土地に移り住んで25年。船を愛し、港を愛する筆者が見守ってきた、懐しい横浜、新しい横浜をユニークなイラストと文章で綴る「良平流ヨコハマ案内」。書下し。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、素晴ラシキ建物ヲ求メテ我等ハ行ク。東京駅・目黒雅叙園・松本関智学校・築地本願寺・東京拘置所・上海サッスーン邸・大浦天主堂・三田演説館・万平ホテル・那須の別荘群…。建築学者のペンと建築写真家のカメラは、海を越え、空を飛び、建築と人の物語を探し出す。カラー写真満載。
警察庁遊撃捜査係・宮之原昌幸警部は旧知の横浜新報社会部長・今西から、女子大生蒸発事件を電話で知らされた。かつての勤務地横浜を訪れた宮之原は、事件の経緯を聞いた後、懐かしい場所の広告代理店新栄社へ足を運んだ。社長を息子の敏明に譲った近野と蒸発事件に関係のありそうな蝋山理代にそこで会い、近野からは殺人事件にまで至った無尽講倒産騒ぎを聞かされた。それは一、二件にととまらず、事件のウラには妖艶な謎の美女・陳桃麗が存在しいるらしかった。横浜の海岸、中華街、外人墓地、元町などを背景に、被雑に絡み合った連続殺人事件を、宮之原は着実に解決していく!-旅情ミステリー。
明治・大正の西洋館150余を写真で紹介し、見どころや建築豆知識も掲載。