事件は昨年11月3日の晩から4日にかけて起きたと見られている。弁護士坂本堤は妻の都子、それに1歳4カ月の長男龍彦とともにごく普通の、幸せな家庭を築いていた。その団らんの場から、3人は拉致されたまま行方が分からなくなっている。一家には自ら失踪する理由は何もない。坂本の弁護士としての仕事を巡って、何者かが拉致したとしか考えられない。いったい誰が、なぜ…しかし今は一刻も早く3人を救い出すことが先決だ。
本書は主として場所打ち杭の御相談、御注文を頂いて、地質柱状図に基いて私達の周辺施工の実績を加えて杭設計の方針をたて、その杭耐力に応えられる土質の計算をし、杭設計の計算をした設計計算例などを纒めたものです。東京および周辺地域385ヶ所の土質&施工データマップ付き。
高度情報化に対応した都市づくりに向けて、我々は、現在何をなすべきか。本書は、インテリジェント・シティ整備推進協議会が行ってきた活動、特に地域に密着したインテリジェント・シティの整備に関する提言と最先端の研究結果を中心にまとめたものである。
「みなとみらい21」を中核に新しい街づくりが動き始めた。国際文化都市をめざし変貌するヨコハマの産業と経済を多面的に解剖。
アメリカから一時帰国中の人妻が失踪した。警察が調べるうち、帰国の背後には巨額の遺産相続問題がからむと判明、にわかに犯罪の色が濃くなる。そして人妻は、手がかりになるべく手書きの地図をのこしていた。奸計、トリック、鉄壁のアリバイにルポライター浦上が挑戦する、その結末とは?アリバイ崩しのみごとな秀作。
組織や束縛や固苦しいことのいっさいを嫌い、破壊も厭わず自由を愛し、完全なる自由人であり続けた男たちへのレクイエム。奔放に生きた狼。
本書は、都長銀、信託、地銀、証券、生・損保それぞれの分野で強大な力を持つ有力十行、8社を選び、それらマネージャイアンツの個別ケーススタディを通して、急速に転換する金融機関の経営戦略の動向を探ったものである。
夢の中に出てきた妖魔が、ついに現れた。耳をつんざく吠え声を発したかとおもうと、炎を吐いて鉄の扉を溶かし、跳びかかって人間をかみくだく。妖魔キマイラ!そのキマイラが、おシマのかわいがってる美少女のミクモにのりうつってたなんて!あたし、北村千代子と、おシマ(有栖川志真)、エディ(高島光)は、ミクモに、きびしく悲しい秘密があることを知り、キマイラを狂暴にさせた人間をつきとめます。応援してね。
狷介孤高の姿勢を固守しつつ、己れの信じる道を一途に歩み続けた周五郎。-無名の文学青年時代から馬込文士村時代を経て、凄絶な晩年の苦闘を描く、三部作完結篇。
いま、生存の基盤を守るため、「共生と協同」の関係をめざす。
“医は食に、食は農に学べ”が基本。消費者こそ十人十色、百人百様、千差万別。ところが、おおむね絶句するほど“農業のこと”を知らないし、知らされていない。飽食大国・日本人への野良からの軽妙、辛辣、卓抜なメッセージ。