都市基盤・港・製造業・流通・金融・観光ー6つの視点から見た横浜の今と明日への設計図。観光ガイドでは分からないヨコハマの顔を第一線の記者が報告。
日下くんは、いまごろ、アイドル・タレントの愛坂レイラと一緒に、ホテルに。高校時代の同級生のレイラに頼まれて、撮影の下見に付き合うのだというけれど…。麻衣子は不安を胸に、夜行バスで、彼らの泊まっている伊勢・志摩へ向かっていた。ところが、そのころ、横浜の山下公園では殺人事件が起きていたの。恋愛問題で悩んでいた被害者の身に何が。そして、消えた赤い靴が明かす真相とは。
本書には、一三人の講師の先生の講義ノートが収められている。そこでは、日本の国際貢献と政治理念の問題、外国人労働者に関する問題、企業の海外進出や地域経済圏の問題、ホテル産業や情報産業、銀行経営などの現状と課題、水とゴミを中心に近年の最重要課題である環境の問題、大学改革の問題、開発と自然保護の問題、さらには国際交流には欠かせない諸外国の社会・文化への理解、地域におけるスポーツ活動など、いずれもいまの日本にとって重要な問題についての分析と検討がなされている。
ねぇねぇ、女子高生の三種の神器って知ってる。その一つがポケベルだってことも、当然知ってるよね。さて、あたし、美浜こなみは今日から横浜涼風館高等部の一年生。その入学式の日にね。あたしのポケベルが突然鳴りだしてサ…。何でー、何であたしのポケベルが鳴るの。だって、ナンバー知ってる伊都子と弥生は同じ入学式の講堂の中なんだから…。-このときから、こなみに不思議な事件が…。
本書には、多くの博物館、資料館のなかから建築的にも内容的にも魅力のある館、地域に根づいて大きな役割を果たしている優れた館、テーマをしぼった魅力ある館を選んで収録。
船と港に焦がれて横浜在住30年、アンクル・トリスの生みの親、船キチ良平がセンス溢れるイラストと洒落た文体で書下す、究極のヨコハマガイド。
東西古今の文学・思想・芸術等々に該博な造詣を持ち、常に誠実で現代稀にみる明晰な書斎人としての業績を持つ批評家寺田透の、心を聞いて親愛する井伏鱒二論の全てと、大震災を経、大空襲を経た“故郷”横浜に関わる秀逸な随想、単なる愛着や回顧を越えて滲み出す澄明な“歴史”の説得力。
横浜で生まれ、そして消えた、8つの恋の物語。横浜がそのまま伝説になった。レトロでモダンで哀しくて…。エキゾチックな港町を舞台にした、著者初の連作小説集。
1年間で155万人を集めた「新横浜ラーメン博物館」。3年以上もの歳月をかけたその製作プロセスを多彩なビジュアルを添えながら解説。昭和33年という時代やラーメンのカルトな世界に迫った「博物館という名のテーマパーク」の設計図。
横浜港で起きたヒトラー指揮下の最新鋭艦の爆発事件。陰謀か策略か。戦時中の報道管制のため歴史の闇に埋もれていた、昭和17年横浜港で起きたドイツ軍艦爆発事件。被災者たちは箱根の山中に約4年間“幽閉”されていた。半世紀を経て、その真相が明らかに。そして墓碑銘板復刻など、日独両市民の温かい交流が今も続く…。