「この球場で野球がしたい」そう選手たちが切望し、「この球場で野球が観たい」そう世界の野球ファンが思い焦がれ、「この街の暮らしにはこの球場がある」そう地元の人が誇れるような球場をつくりたい。これが、前代未聞のハマスタTOBを成功させたベイスターズの本当の気持ちです。
生徒が主役、教師は脇役。「もっと早くからこんな授業をやってほしかった」と生徒に言わしめた、市立高校70人の教師たちによる6年間の授業実践記録。
本書は、横浜の市民講座「横浜市民プラザ」での講演をまとめたものです。
本書はこれまでにも都市政策、公害、環境対策などについて先進的な取り組みを行ってきた横浜市の都市づくりを例にして、大都市の抱えるさまざまな諸課題をトータルな視点から明らかにする。
オールカラーで映し出す百年前の町並み、山河、人びとの暮らし。新収集の80点を増補。
国内で唯一のBC級戦犯裁判は、米第八軍軍事委員会によって横浜でおこなわれた。そこで裁かれた事件とは?六〇年の時を経て、当時の資料からよみがえる事件の真相と裁判の経過。あの一五年戦争の末期、惨憺たる戦況下の混乱のなかで旧日本軍が引き起こした数々の捕虜虐待事件。横浜法廷はその事実をどこまで明らかにし、どう裁いたか。法的手続抜きの米軍機搭乗員殺害事件はなぜ起きたのか。軍の法務官はなぜそれを阻止できなかったのか。軍上層部が準備した自らの「免責のストーリー」とは。無差別爆撃をおこなった米兵を裁いた日本軍の「裁判」はなぜ裁かれることになったのか。軍事委員会の裁きは国際社会における「法の支配」をどこまで実現できていたか…。本書で読み解かれていく事件と裁判の姿は、かつての記憶の反芻にとどまらず、私たちが直面している「いまの問題」の本質を問いかけてくる。実務法律家の視点から書かれた画期的な「戦争と法」の記録。